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KDDI、福島でIoT向け通信規格「LTE Cat.M1」の屋外実験

8月から沖縄でも

 KDDIは、IoT向けの通信規格であるLTE Cat.M1(カテゴリーM1)の屋外実証実験をスタートした。また8月上旬からは沖縄セルラーと協力して那覇市内でも実験をスタートする。

 LTEカテゴリーM1は、IoT向け通信のLPWA(Low Power Wide Area)のひとつ。LTEを元にした規格で、LTEの既存基地局をアップデートするだけで利用できるとされている。いわゆるIoTの用途としては電力やガスなどのスマートメーター、物流などでの活用が想定されており、その環境は市街地になる。今回、KDDIが進める実験も福島市と那覇市の市街地で行われる予定で、電波の浸透度や端末のバッテリー消費、通信速度などが検証される。

LTEカテゴリーM1の端末

 KDDIでは、今回実験を行う方式だけではなく、NB-IoTと呼ばれるIoT向け通信規格についても2017年度の商用化を目指す。