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スマホ対応のプラットフォーム化も検討、言語学習の「ロゼッタストーン」拡充

AI活用の自動翻訳機“ロゼッタストーン型の小型デバイス”も年内発売を予告

 ソースネクストは、パソコン向け言語学習ソフト「ロゼッタストーン」の日本法人の買収を発表し、数量限定のキャンペーン価格での販売や、中・上級版の追加、TOEIC・TOEFL対策版、子供向け版、マイク付きパッケージ、店頭販売の再開など、ラインナップの大幅な拡充を発表した。

パソコン向けソフト「ロゼッタストーン」のラインナップを大幅拡充

ロゼッタストーン プラットフォーム

 4月26日に開催された発表会ではまた、今後「ロゼッタストーン」をプラットフォーム化し、マルチデバイス対応の学習支援サービスとして、日本で新たに展開する方針も明らかにされた。

ロゼッタストーン プラットフォーム(開発中)をアナウンス

 このプラットフォームは開発中としながらも、コンテンツストアやデバイス間での学習の同期、進捗管理、プッシュ通知による習慣化や出題などの要素が明らかにされた。パソコンだけでなくスマートフォンやタブレットからの利用も想定する。

翻訳デバイス

 同社はこのほか2017年内に発売予定の製品として、ロゼッタストーンのノウハウを活かしたパソコン向けソフトで、80カ国以上の言語に対応する「ロゼッタストーン 翻訳」も予告。この「ロゼッタストーン 翻訳」を応用するものとして、AIを活用した自動翻訳デバイス「ロゼッタストーン ポケット」も同じく年内発売としてアナウンスした。“ロゼッタストーン型の小型デバイス”としており、音声が入力されると自動的に翻訳し、音声合成で発話されるという。詳細は案内されていない。

ロゼッタストーン型小型デバイス(?)