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「スマート留守電」のメッセージがLINEで受取可能に

音声認識エンジンの刷新やテキストの翻訳機能も提供予定

 ソースネクストは、スマートフォン向けのクラウド型留守番電話サービス「スマート留守電」のアップデートを発表した。5月中旬には、新たにメッセージの受取方法にLINEを追加するほか、5月中に音声認識エンジンの刷新、今夏には多言語対応のテキスト翻訳機能も追加する。同サービス(アプリ)の利用料は、Android版が月額290円(税抜)、iOS版が月額360円(税込)。

 「スマート留守電」は、“読める留守電”として提供されているクラウド型の留守番電話サービス。録音されたメッセージのテキスト化や、企業の電話番号の場合は企業名の照会などが行える。これまでも、テキスト化されたメッセージの受取方法として、プッシュ通知やメール、FacebookのMessengerに対応していたが、5月中旬からはLINEにも対応する。LINEのメッセージに表示されるリンクにアクセスすれば、音声の確認も可能。

「スマート留守電」のアプリ
留守電メッセージをLINEで受け取るイメージ

 また5月中には、ニュアンスコミュニケーションズ製の音声認識エンジンを採用し、留守電の音声メッセージをテキストに変換する際に使用している音声認識エンジンをこれに刷新、精度や品質が向上するとしている。

 今夏にはさらに、テキスト化されたメッセージの翻訳機能も追加し、英語、中国語、スペイン語など主要な10言語に対応する。これにより、日本語以外の留守電メッセージを受信した場合でも、メッセージのテキストを翻訳できるようになる。