ニュース

最大100万円、総額5億円のLINE「お年玉つき年賀スタンプ」

ベッキーをCMのナレーションに起用

 LINEは、「LINE」で新年の挨拶が行われていることを念頭に、新たなキャンペーン「LINEのお年玉」を12月27日~2017年1月3日の間に実施する。LINE上で10人にあげられる「お年玉袋」が付属した「お年玉つき年賀スタンプ」が販売され、お年玉袋をもらったユーザーには抽選で最大100万円、総額5億円がプレゼントされる。

 「お年玉つき年賀スタンプ」は、公式スタンプ13種類、クリエイターズスタンプ10種類の、合計23種類が用意され、新年のあいさつに最適な専用のデザイン。12月27日11時から販売される。公式スタンプには人気キャラクターが勢揃いしているほか、クリエイターズスタンプの人気クリエイターの作品が揃った。価格はそれぞれ120円(税込)または50コイン。スタンプ1セットには16個のスタンプが含まれている。

 「お年玉つき年賀スタンプ」を購入したユーザーは、LINE上で友だちにあげられる「お年玉袋」が、スタンプ1セットにつき10枚を受け取れる。お年玉袋は、新年の2017年1月1日~3日の3日間限定で友だちに送ることができる。

 「お年玉袋」をもらったユーザーは、その場で開封でき、抽選で最大100万円が当たる。本数は、1等の100万円が3本、2等の1000円が20万本、3等の100円が200万本、4等の10円が970万本で、総数は1190万3本。

 当選金は、LINE Payの残高としてLINEから支払われる。LINE Payから銀行口座に移動させることなどは可能なほか、決済にも利用できる。

 なお、同一の友だちには、お年玉袋は1回しか送信できない。サブアカウントなどを含む自身宛にお年玉袋を送信することは禁止されている。年賀スタンプは1月4日以降も販売されるが、お年玉袋は提供されない。

 LINEでは12月31日、1月1日の2日間限定で上記のキャンペーンに関するテレビCMを放映、ナレーションでベッキーが出演する。

“あけおめLINE”にお年玉をプラス、「お正月行事にしたい」

 15日にはキャンペーンの発表会が開催された。登壇したLINE 取締役 CSMOの舛田淳氏は、5周年を迎えた「LINE」でも、“あおけめLINE”は当初から最もトラフィックが発生するイベントだったことを振り返る。今年の年末年始も、通信キャリアと連携しながら臨戦態勢で臨むという。

 LINEの利用がスマートフォンユーザーを中心に浸透したことから、「新たなお正月行事に」と意気込むのが、今回のキャンペーン。「お年玉付き年賀はがき」をイメージして、新年に送るのに最適なスタンプに「お年玉袋」を付属することなど、キャンペーンの概要が説明された。

 また、大晦日と元旦に放映を予定している同キャンペーンのテレビCMでは、5年前のサービス開始時に出演していたベッキーをふたたび起用。一連のスキャンダルでメディアへの露出が減っていたベッキーだが、「LINEのお年玉」キャンペーンは大切な人に挨拶をするというコンセプトであり、「LINEにとって大切な人、それはベッキーさんではないか」と、舛田氏が自ら所属事務所に掛け合って出演を依頼したことを明らかにした。舛田氏は「今後の活動のきっかけになればと思う」とベッキーを応援する立場。キャンペーンについても「LINEのお年玉をきっかけに、コミュニケーションを図ってもらえればと思う」と期待を語った。

5年前のテレビCM
新しいキャンペーンCM

 年末年始のキャンペーンCMではナレーションのみで出演するベッキーだが、この日の発表会のステージには本人が登場。シックな深いグリーンの衣装で登場したベッキーは、トークセッションでも折に触れて「ご迷惑をおかけしました。お仕事をいただけることの大切さに感謝しています」とお詫びのコメントを混ぜながら、出演依頼があったときの驚きや、CM収録時の雰囲気などを語った。

 司会者から「LINEは使っていますか?」と聞かれたベッキー、「ちょっと前に再インストールしまして」と答えたところで会場には少しの笑いとざわめき。「今はまだ家族とですが、年末やお正月はほかの人ともつながっていければと思います」などと終始真面目に受け答えをしていたのが印象的だった。

発表会のステージに登壇したベッキー(中央)
この日は囲み取材などもなし。降壇間際に「一言お願いします!」と芸能レポーターが詰めかける一幕も