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6.8インチスマホ「ZenFone 3 Ultra」12月9日発売、6万円

UQ mobileでも取り扱い

 ASUS JAPANは、6.8インチディスプレイを搭載するAndroidスマートフォン「ZenFone 3 Ultra(ZU680KL)」を12月9日に発売する。オープンプライスだが店頭価格は5万9800円(税抜)になる見込み。

 「ZenFone 3 Ultra(ZU680KL)」は、6.8インチというZenFoneシリーズ最大のディスプレイを採用するAndroid 6.0.1スマートフォン。1920×1080ドットのフルHDサイズとなるIPS液晶で、コーニング製の強化ガラス「Gorilla Glass 4」で画面を保護する。ASUSのTru2Life+テクノロジーにより、動きの激しい動画を再生するときも被写体ぶれ(モーションブラー)を抑えて鮮明な映像を楽しめる。

 特徴のひとつが2300万画素のカメラ。レーザーオートフォーカス、像面位相差オートフォーカス、コンティニュアスオートフォーカスを統合した「TriTech(トライテック)オートフォーカス」を搭載し、動く被写体や暗い場所でもスピーディに撮影できる。手ブレ補正は光学式、電子式の両方をサポートする。4Kサイズの動画撮影もサポートする。

 4GBのメモリに32GBのストレージ、チップセットはクアルコム製の「Snapdragon 652」で、CPUは1.8GHz駆動の8つのコア(オクタコア)となる。指紋センサー搭載で、ロック解除などで利用できる。

 音楽再生では、ハイレゾ音源をサポート。デュアルスピーカーを搭載するほか、付属のイヤホン「ZenEar」で24bit/192kHzの音源を楽しめる。

 2枚のSIMカードを同時に装着し、4G(LTE)+3Gという組み合わせで異なる通信事業者の電波を同時に待ち受けできる「デュアルSIMデュアルスタンバイ(DSDS)」に対応。どちらもLTEという使い方はできない。高品質通話サービスである「VoLTE」対応で、auのサービスでも利用できる。また複数の周波数を束ねて高速に通信できるキャリアアグリゲーション(2CA)もサポートする。SIMカードスロットはnanoSIMサイズ×2。SIMカードスロットの一方にnanoSIMカードを入れると、microSDカードが利用できない、いわゆる排他利用タイプとなる。

通信方式対応バンド
FDD-LTEB1/B3/B5/B7/B8/B18/B19/B20/B26/B28
TD-LTEB38/B40/B41

 端子はUSB Type-C(USB 2.0)。Quick Charge 3.0に、Bluetooth 4.2、Wi-Fi(IEEE802.11a/b/g/n/ac)に対応する。大きさは約186.4×93.9×6.8mm。重さは約233g。パッケージにはUSB ACアダプターセットも同梱される。ボディカラーはシルバー、グレー、ローズゴールドの3色。テレビ機能(フルセグ/ワンセグ)や赤外線通信、防水・防塵、おサイフケータイには非対応となる。

 UQコミュニケーションズのMVNO型サービス「UQ mobile」でも「ZenFone 3 Ultra」が販売される。12月9日からは主要家電量販店、16日からUQ mobileのオンラインショップで取り扱われる。販売価格は4万9800円(税抜)で、別途、SIMパッケージ代として3000円かかる。実質的な割賦である「端末購入アシスト」で購入すると、初期費用はSIMパッケージ代(3000円)のほか1万3800円、月々の支払いは1500円(料金プランは別)。