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月額1200円の通話定額、ドコモがLTE対応フィーチャーフォン向け料金

 NTTドコモは、LTE対応のフィーチャーフォンの発売にあわせ、月額1200円(税抜)で、1回あたり5分以内の通話がかけ放題になる「カケホーダイライトプラン(ケータイ)」と月額300円~の段階制パケット定額プラン「ケータイパック」を10月21日より提供する。

 通話定額の「カケホーダイライトプラン(ケータイ)」では、1回あたりの通話が5分を超えると、30秒20円の通話料がかかる。ファミリー割引やビジネス通話割引のグループ内では、5分を超えた通話も無料になる。なお月額1200円という料金は2年間の期間拘束契約でのもの。拘束がない契約では月額2700円になる。

 パケット定額の「ケータイパック」では、300円で約10MB、その後1KBあたり0.03円で課金され、上限額が4200円となるサービス。ドコモ回線の契約期間に応じた割引が適用される「ずっとドコモ割」で、15年以上契約しているユーザーは上限が3900円になる。月間通信量は最大2GB。

 最も安い形で利用すれば、「カケホーダイライトプラン(ケータイ)」の1200円、「ケータイパック」300円、spモード使用料300円、あわせて月額1800円となる。

FOMA端末で利用できる?

 新料金の「カケホーダイライトプラン(ケータイ)」と「ケータイパック」は、ドコモ初のLTE対応フィーチャーフォン向けの料金プランだ。だが、FOMA対応のフィーチャーフォンで使えるのだろうか。

 ドコモ広報によれば、LTE対応フィーチャーフォンでいったん「カケホーダイライト(ケータイ)」を契約したあと、その回線のSIMカードを、FOMA対応フィーチャーフォンに差し替えても月額1200円の「カケホーダイライト(ケータイ)」は同じ料金のまま利用できるとのこと。

 ただしその場合、通信料が変更される。たとえばFOMA(iモード)対応機種の場合、300円~4200円というケータイパックの料金はそのままだが、300円では500KBまで、となり、その後は1KB0.6円で課金される。それ以外の機種では、通信量にかかわらず、上限額が適用される。

 ちなみに「カケホーダイライト(ケータイ)」は、ケータイパックやspモードなしの単体契約も可能という。なお「ケータイパック」未加入時では、通信料単価がLTEで1KB0.6円、FOMAで1パケット0.08円となる。