ニュース

ヤマトシステム開発がロボット・IoT向け支援サービス、まずは「RoBoHoN」に

 ヤマトシステム開発は、IoT製品のメーカー向けに、キッティングから配送までを一括で受託する物流支援サービスの提供を開始した。

 今回提供を開始したモバイルロボットなどのIoT製品メーカー向け支援サービスは、MVNO事業者向けに提供しているサービスを応用したもの。同社は5月から、シャープの「RoBoHoN」(ロボホン)向けに、キッティング支援サービスを提供している。

「RoBoHoN」

 製品をパッケージに梱包するキッティングや、倉庫での在庫管理や検品、ロボットなどの設定作業、SIMカードの開通登録とエンドユーザーの本人確認、配送、返品回収といった製品の流通に関するさまざまな業務を代行する。費用は業務の範囲と量に応じた個別の見積もりとなる。

 開通や登録のための設備をヤマトシステム開発が持ち、SIMカードはヤマトシステム開発がMVNO事業者から供給を受けたものを提供する。メーカーは同社に一括でアウトソーシングすることで、製品開発に集中できる。

 同社は、ロボットをはじめとしたIoT製品向けの物流支援サービスを、2020年までに100社に導入し、売上10億円を目指す。