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「AQUOS ZETA SH-01H」「AQUOS Compact SH-02H」「arrows NX F-02H」Android 6.0に

「AQUOS ケータイ SH-06G」にもソフト更新

 NTTドコモは、スマートフォン「AQUOS ZETA SH-01H」「AQUOS Compact SH-02H」と「arrows NX F-02H」の3機種のOSをAndroid 6.0にバージョンアップするソフトウェア更新の提供を開始した。また、折りたたみ型端末「AQUOS ケータイ SH-06G」にも機能を追加するソフトウェア更新を提供している。

 シャープ製の「AQUOS ZETA SH-01H」「AQUOS Compact SH-02H」と富士通製の「arrows NX F-02H」へのソフトウェア更新では、Android 6.0の新機能として、見ている画面の情報を検索する「Now on Tap」や、アプリごとに設定できる省電力機能が追加される。また、アプリごとに渡す情報の種類を設定できるようになる。そのほか、画面UIの一部も更新される。

 「AQUOS ZETA SH-01H」と「AQUOS Compact SH-02H」では、OS更新にともない、「省エネ待受」や「電話帳アクセスモニター」といった、新機能と競合する機能が廃止される。独自のロックスクリーン画面「ウェルカムシート」も廃止され、Android 6.0標準のロックスクリーンに変更される。また、起動時にまれに画面表示が乱れる不具合が修正される。

 更新はWi-FiまたはLTE/3G回線が利用できる。ドコモのLTE/3G回線を利用する場合は、通信料が発生する。「AQUOS ZETA SH-01H」の所要時間は約42分で、更新後のビルド番号は「01.00.07」。「AQUOS Compact SH-02H」の所要時間は約41分で、更新後のビルド番号は「01.00.03」。

「AQUOS ZETA SH-01H」
「AQUOS Compact SH-02H」
「arrows NX F-02H」

 「arrows NX F-02H」では、Android 6.0の更新にあわせ、カメラUIにインカメラ/アウトカメラの切替ボタンが追加される。また、ダウンロードされたファイルを一覧できるアプリが搭載される。更新後、標準ブラウザとDiXiM Playerの一部機能が廃止される。標準ブラウザアプリでは、ブラウザの拡大縮小設定や、Webページ内のリンクをタッチした時に振動する機能などが利用できなくなる。更新にあわせて、動画撮影時に雑音が混入する不具合が修正される。

 更新はユーザーの操作により、Wi-FiまたはLTE/3G回線を利用して行う。更新時にドコモのLTE/3G回線を利用する場合、通信料が発生する。所要時間は約49分で、更新後のビルド番号は「V15R049A」となる。

「AQUOS ケータイ SH-06G」

「AQUOS ケータイ SH-06G」

 シャープ製の折りたたみ型端末「AQUOS ケータイ SH-06G」の主な更新内容は、スマートフォンなどの通知を表示したりテザリングをオンにしたりできる連携機能「PASSNOW」がAndroid 6.0のタブレット端末をサポートする。また、ドコモのモバイルデバイス管理機能「あんしんマネージャー」に対応する。このほか、快適に利用するための更新内容が含まれる。

 更新は、3G/LTEを利用する。初期設定では午前2時~5時の間に自動で更新されるが、ユーザーの操作による即時適用も可能。更新の際のパケット通信料は無料となる。所要時間は約5分で、更新後のビルド番号は「01.00.06」。