【WIRELESS JAPAN 2010】
京セラ、北米向けAndroidスマートフォンの試作機を展示
京セラのブース |
京セラのブースでは、北米市場向けに投入される予定のAndroid搭載スマートフォンが展示されている。
■Androidスマートフォン「Zio」
北米向けのAndroidスマートフォン「Zio」 |
ブース中央に設けられた海外向け端末を紹介するコーナーでは、コンセプトモデルに加え、2010年度に投入予定のAndroid搭載スマートフォン「Zio」(ザイオ)が展示されている。フルタッチタッチ操作のボディを採用し、下部にタッチセンサー式のボタンと、通常の発話・終話のボタン、トラックボールを備えている。ディスプレイは3.5インチ、WVGAのTFT液晶で、320万画素カメラを搭載する。通信方式はCDMA2000、1xEV-DO Rev.Aおよび無線LANがサポートされる。Androidのバージョンは1.6。大きさは116×58.6×12.2mmで、重さは105gとなっている。
会場ではケース内展示だったが、開発中の試作機に触れる機会を得た。外観や仕様は今後変更される可能性もあるが、動作は軽快で、加速度センサーも搭載。一方で、試作機では独自のUIなどは搭載されていなかった。重さは105gとスマートフォンとして比較的軽量で、スリムなボディを手にすると非常に軽く感じられたのが印象的だ。なお、通信方式がCDMAとなっているものの、北米で納入するキャリアなどは現在未定とのこと。国内展開も未定とのことだった。
■国内モデル
ブースではこのほか、KDDI向け、ウィルコム向けの端末を一堂に展示。KDDIの「簡単ケータイ K005」や、ウィルコムの「Premium Bar」など最新モデルにも触れられる。また、LTE向けの小型基地局や、関連技術、WiMAXなどについても展示が行われている。
北米向けモデル |
(太田 亮三)
2010/7/15/ 16:27