【Mobile World Congress 2018】

Bluetoothスピーカーにもなる通訳デバイス「Travis Blue」

 オランダのTravisは、通訳デバイスの新モデル「Travis Blue」のプロトタイプを披露している。前モデルは「POCKETALK」(ポケトーク)の名称でソースネクストが国内で販売しているが、Travis Blueはその新モデルとなる。

Travis Blue
Blueと言いながらも3色をラインナップ

 前モデルではSIMカードスロットが用意されており、単体での利用が可能だったが、今回のモデルは無線LANでスマートフォンにぶら下げて使用する。前モデルにあったディスプレイは省略され、言語の設定などは音声認識で行うことになる。言語は、日本語を含む60言語をサポート。新たにBluetoothスピーカーとしての機能を搭載するほか、ワイヤレス充電にも対応する。

 現在はクラウドファンディングサイトのIndiegogoで購入者を募っているが、日本での販売についてはソースネクストと相談している段階とのこと。単体での通信機能やディスプレイを省略したことでコストも抑えられるため、前モデルよりも価格が安くなるものとみられる。