【Mobile World Congress 2011】
LTEの実績をアピールするVerizon


 米国CDMAキャリアのVerizonは、Mobile World Congressの会場で、LTEのデモを行っていた。実際に基地局を設置し、ノートPC側で操作したゲームをタブレットに映し出すという内容。担当者は「LTEは低遅延だから、一瞬でタブレットに操作が反映される」と語っていた。

 ノートPC側にはLTEのモデムがモジュールの形で内蔵されていた。一方のタブレットはZTE製。いずれも未発売だが、「年内のうちに発売する予定」だという。

LTEの通信モジュールを内蔵したノートPCタブレット端末はZTEが製造した

 このほか、会場には「2011 INTERNATIONAL CES」で発表された、LTEのスマートフォンが展示されていた。なお、Verizonは先週、CDMA版のiPhoneを発売している。これについてたずねたところ、「今回はLTE中心の出展なのでiPhoneはないが、米国ではもう買うことができる。とても人気だ」という回答を得ることができた。

サムスン電子製のLTE対応スマートフォンが出展されていた

 



(石野 純也)

2011/2/18 11:35