【Mobile World Congress 2011】
指紋認証機能搭載のデータモデムを出展するONDA


 イタリアに拠点を構えるONDA Communicationは、指紋認証機能を搭載したデータ通信モデムを出展していた。会場の説明員によると、「ビジネスユースを想定したもので、指紋を読み取ってワンタイムパスワードを発行する仕組み」だ。接続のたびに認証が求められるため、他人の無断利用などを防ぐことができる。この端末は現在開発中とのこと。通信方式はGPRS/EDGE/UMTS/HSDPA/HSUPAで、最大の通信速度は下り最大28.8Mbps。Windows 7やWindows XPのほかに、Mac OSやLinuxにも対応している。最大32GBのmicroSDHCを読み取ることが可能だ。

本体中央に指紋センサーを搭載した3Gモデムで型番は「Mx837UP」

 また、イタリアらしい取り組みとして、バイクメーカー「Ducati」とコラボレーションしたモデムを出展。Ducatiらしい、カラフルなモデルでバリエーションも取り揃える。こちらのモデルは下り最大14.4Mbps。最大32GBまでのmicroSDHCをサポートする。

Ducatiとコラボしたモデムを出展

 



(石野 純也)

2011/2/18 11:32