【Mobile World Congress 2011】
エリクソン、LTE通信モジュールのほかインフラ関連を広範に展示
エリクソンのブースはホール6すべてを使った巨大なもの |
エリクソンのブース展示は、例年通り会場の1ブロックをまるごと借りきったもので、一般的な展示コーナーに加えて、プレゼンテーションステージ、商談スペース、大きな飲食エリアなども用意された豪華のものになっている。
LTE関連の展示コーナーでは、これまでも展示会などで披露されてきたLTE通信モジュールが紹介されている。また、現行製品となるHSPA通信モジュールが搭載できる端末を、発売を控えたモデルも含めて展示コーナーに用意。この中には、NVIDIAのTegra 2を搭載した東芝のAndroidタブレットも置かれていた。
基地局などインフラを手がける同社の展示では、開発中の次世代の技術も多く見られる。ブースでは、同社がHETNET(Heterogeneous Networksの略)と呼ぶ階層化したネットワーク構造を処理する仕組みを紹介しているほか、キャリアなどに代わってサービスの代行を行う新たな取り組みも展示されている。
LTE通信モジュール。ノートパソコンやタブレット型端末への搭載を見込む | HSPA通信モジュールを搭載できる東芝のAndroidタブレット。開発中のモデルだ |
背面に東芝のロゴ。スペックも記載されていた | 側面 |
VOICE OVER LTEのデモ | アンテナや基地局などバックホールの展示も多い |
ホールの中に設けられたステージ | こちらは展示コーナーの一角 |
(太田 亮三)
2011/2/17 10:46