【Mobile World Congress 2011】
タブレット型端末「PlayBook」が人気のBlackBerryブース


BlackBerryのブース

 RIM(Research In Motion)のBlackBerryのブースでは、発売が近付いている7インチディスプレイのタブレット型端末「PlayBook」が大々的に展示されており、来場者の高い注目を集めている。

 「PlayBook」は、BlackBerryのプラットフォームを採用しながら、7インチのディスプレイ、デュアルコアCPU、マルチメディア機能などが特徴の端末。HDMI端子で外部に映像を出力しながら、加速度センサーで端末を傾けて操作するといったゲームのデモが披露されていたほか、デモ展示では「BlackBerry Tablet OS」を全般に渡って操作できる。

 BlackBerry Tablet OSでは、アプリを利用中、画面外の額縁部分から内側に指をスライドさせるとマルチタスクに移行し、ホーム画面に起動中のアプリがスタックされる。同社が力を入れるこのマルチタスク処理では、起動中の3Dゲームがマルチタスク移行後の一覧画面でもスムーズに動き続けるなど、パフォーマンスの高さが垣間見れる内容になっている。また、マルチタスクの一覧画面では、ウィンドウを画面外に放り出すように指をスライドさせると、アプリを終了できるようになっている。

PlayBookを大々的にアピールPlayBook
WebブラウザFPSゲームの起動
画面外から指をスライドさせるとホーム画面に戻り、起動中のアプリはマルチタスク処理で一覧画面として表示優秀なマルチタスク処理により、この状態でもゲームアプリは普通に動作していた
薄型のボディ。黄色のプラグの左隣がHDMI端子フラットなデザイン。重さは約400g。
3Dグラフィックス・レースゲームのデモ。HDMIで映像を出力し、加速度センサーで端末を傾けて操作。非常にスムーズに動作していた
会場に展示されていたBlackBerry Torch 9800

 



(太田 亮三)

2011/2/16 11:50