米国向けスマホなどを紹介するLG、MWCでの端末発表も予告

LG Electronics USAのSenior Vice President、James Fishler氏がスマートフォンなどのラインナップを紹介

　8日、「2013 INTERNATIONAL CES」でLGエレクトロニクスはプレスカンファレンスを開催。モバイル関連では、NFCによるスマートフォンと家電の連携や、米国に投入している最新端末が紹介された。

　また、LG Electronics USAのSenior Vice President、James Fishler氏は「来月開催されるMobile World Congressで、さまざまな画面サイズの最新（ティア1）スマートフォンを発表する」と予告。複数の端末が、来月、スペイン・バルセロナで発表されることになりそうだ。

　プレゼンテーションに登場した端末は、すべて発売済みのものとなる。日本ではドコモやKDDIが取り扱っているクアッドコアCPU搭載の「Optimus G」や、「Optimsu Vu」にあたる米国キャリア・Verizonの「Intuition」、Googleブランドで発売されている「Nexus 4」などが紹介された。

Verizon版のスマートフォンに加え、「Nexus 4」などが取り上げられた

Optimus Gは実機が展示され、QメモやQスライドといった機能も試すことができた

　LGは「Smart Life」というコンセプトを掲げ、家電とスマートフォンを連携させる取り組みも進めている。発表会では、スマートフォンから調理設定を電子レンジに送信したり、洗濯機の仕上がりを遠隔で確認したりといった事例をアピール。機器の接続には、NFCを利用していた。

タッチでスマートフォンと家電を連携させるデモを行った

　このほか、LGが開発したユーザーインターフェイスとして、Optimus Gなどに搭載される動画を半透過にする「Qスライド」や、再生中の動画を拡大する機能などが紹介されている。

動画とそのほかの画面を透明にして重ねるQスライド