モバゲーのモーションアバター、エイチアイの技術採用


 株式会社エイチアイは、株式会社ディー・エヌ・エー(DeNA)運営の携帯電話向けポータルサイト「モバゲータウン」のモーションアバターに、エイチアイの「MascotCapsuleファイルフォーマット」が採用されたと発表した。モバゲータウンのオープンプラットフォーム向けアプリを開発する企業に、エイチアイのツールが提供される。

 「MascotCapsuleファイルフォーマット」は、国内外の携帯電話の多くで、3D描画エンジンとして採用されている。たとえばNTTドコモの「マチキャラ」、エイチアイのオープンプラットフォーム向けソリューション「CHAR@re(きゃらり)」でも採用されている。エイチアイ提供のツールは、一般的な3Dモデリングソフトで作成されたデータをMascotCapsule形式に変換するプラグイン、変換後のデータを確認できるビューアーとなる。

 エイチアイでは、「MascotCapsuleファイルフォーマットが組み込まれたモバゲーオープンプラットフォームと、エイチアイ提供のツールを利用することで、アバター制作がスムーズ、かつ効率的になる」としている。

 

(関口 聖)

2010/4/6 06:00