エイタロウソフト、3Dアバターシステムを中小規模のサイトに提供


 エイタロウソフトは、同社の3Dアバターシステムについて、数十万人規模のSNSサイトを対象に、導入・運営費用を無料にした提供を開始する。今回は先行受付となり、提供先は数社に限られる。

 同社の3Dアバターシステムは、2005年より提供を開始し、SNSサイトなどで導入実績のあるシステム。同社は3Dアバターとオンラインゲームを組み合わせたアイテム課金のビジネスモデルが有効であるとしており、導入・運営費用を無料とすることで、数十万人規模のSNSサイトで収益化を図りたい企業を対象に提供する。

 同システムでは、3Dアバターシステム、ショップ、クローゼット、課金システム、1500点以上の3Dアバターアイテム、APIが提供される。

 ビジネスモデルはレベニューシェアモデルで、エンドユーザーが購入したアバターサービスの仮想通貨の売上から、手数料を除いた50%をシェアする。

 

(太田 亮三)

2010/4/7 06:00