ザクラ、モバイルスタンプサービス「Stasta」でTwitter連動機能

Stasta http://sta2.jp/

　株式会社ザクラは、携帯電話のFeliCa機能を利用したスタンプカードサービス「Stasta（スタスタ）」で、Twitterと連動するオプションサービスを4月1日に提供開始する。

　ザクラでは、携帯電話とQRコードを利用したポイントシステムとマーケティング機能を搭載したソリューション「QRPocket」を提供している。今回Twitter連動機能を提供する「Stasta」は、「QRPocket」のエンジンを利用した、スタンプカードに特化したサービスとなっている。スタンプは、来店スタンプ方式と価格に応じたスタンプ付与に対応。店舗ではFelica端末を置くだけで、手軽に導入可能だという。

　今回リリースするTwitterオプションは、通常の「Stasta」のスタンプ付与と別に、顧客がお店情報をツイートすることで、おまけのスタンプを付与することができる機能。おまけのスタンプ付与数については、導入店舗ごとに設定できる。

　ザクラでは、導入店舗はこのオプションを利用することで、店舗のTwitterアカウントのフォロワー数を増加させることができ、顧客のツイートにより、顧客のフォロワーに対しても店舗紹介が自動的に行われるため、Twitterのクチコミ効果を活用した効果的な販促を行うことができるとしている。

　「Stasta」導入にかかる費用は、初期費用が3万6750円（フェリカ端末・設定費用含む）、月額費用5000円から。Twitterオプションの利用料は月額2100円から。「Stasta」およびTwitterオプションとも、月額費用は利用者数に応じて変動する。

　ザクラはフューチャーアーキテクト株式会社の子会社で、インターネットに特化した事業を展開している。ザクラでは、「Stasta」を飲食店や美容室などの店舗をおもなターゲットとして、2010年に1000店舗への導入を目指す。　

Twitterオプションによるスタンプ付与の流れ