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ソフトバンクとミシュラン、IoTタイヤ管理システムを6月から販売

 ソフトバンクは日本ミシュランタイヤと協業し、トラックやバスなどの業務車両向けにIoT技術を活用したタイヤ管理システム「ミシュランTPMS(タイヤプレッシャーモニタリングシステム)クラウドサービス」の提供を6月1日から開始する。

サービスの利用イメージ

 同システムでは、タイヤに取り付けたセンサーで空気圧や内部温度を計測し、基準外になると警報を発し、危険を知らせるというもの。ドライバーだけでなく、運行管理者が車両の状況を手元のスマートフォンやタブレット、パソコンなどから監視できる。

 システムが異常を検知すると、運行管理者やタイヤ販売店、レスキューネットワークに当該車両の位置情報やタイヤ情報がメールで送られ、ドライバーか運行管理者がコールセンターにレスキューを要請すると、ミシュランのレスキューネットワーク登録販売店が現場にかけつけて対応する。

 同システムの利用料は、車載通信端末とシステム一式のリース料(2年)が月額9200円~、通信費が月額980円。車載通信端末は、通信端末としてADLINKジャパン製の「MXE 110i」、センサーとしてオレンジジャパン製の「HT430」が使用される。