本日の一品

絶対に忘れてはならない最重要事項専用の付箋紙
(2015/1/6 06:00)
ご存知のように「ポスト・イット」という呼称は米国3M社の商品名であり登録商標だ。日本では一般的に「付箋」と呼ばれるが、Web上のweblio辞書によると、「付箋は、メモ書きを一時的に文書・書籍等に貼り付けるために使用される紙片。付箋だけで紙片を意味するが、付箋紙と呼ばれることがある」と記述されている。
付箋紙は米国では、一般的に“スティッキー”と呼ばれているようだ。付箋の一般的な使い道は、伝言メモからToDoリスト、一時的な備忘録、ブレインストーミングやKJ法などのアイデア記述メモ、など様々だが、用途が多岐にわたるため、昨今は、その形状やサイズにも極めて多くの種類が溢れている。
今回、ご紹介する3M社の「adhesive reminder tag」はそのまま訳せば、“忘れないための粘着性の札”(以降、備忘録タグ)ということになる。3M社以外でもほぼ同様の商品が既に市場に出ているが、世界中で著名なPost-itのグループ商品のひとつとして限られた目的に特化して発売できるところが3Mブランドの強みだろう。
備忘録タグは長さ6.5インチ(約165mm)のDog Bone型の付箋紙だ。一般的なPost-itと同様、端っこの背面の一部分が粘着性になっており、カバンの持ち手などにバングル状にして巻きつけることで、絶対に忘れてはいけないモノを常に目の前にさらすことで、備忘録管理を確実に行う為のモノだ。もう少し長さがあって腕首に巻きつけることが出来ればより活躍範囲は広がるだろう。
日本の多くのビジネスピープルは、期限のクリティカルなアイテムや、絶対に外せない職場の重要事項などを付箋に事細かく記述し、手帳やスケジュール帳に貼り付けて備忘録機能をより確実なモノにしようとするのが一般的だ。
しかし、それらの付箋の多くは、手帳やスケジュール帳に貼り付けるだけで、時には期限を越えて運悪くカバンの奥で忘れ去られてしまうことも日常だ。そして何とかリカバリーは可能で、大問題に発展することも少ないアイテムが殆どだ。所詮、ビジネスワールドでは、滅多なことで“山よりデッカイ獅子は出ない”のだ。
備忘録タグは、それらとは一線を画する遥かに優先度の高い、絶対に忘れてはならない重大事項を簡潔に記述して、歩いている時も常に目につくところにかざしておく必要のあるアイテムに使用するトップ・プライオリティ専用の付箋なのだ。
それらは多くの家庭をもつ男性にとって、同居人の頼み事や、重要な用事だったりすることが多い。筆者の場合なら、会社帰りに必ず買って帰ってくれるように、念を押されて頼まれた“牛乳パック3本”などのアイテムがそれに該当する。
ミーティングの予定をスッポカそうが、宴会に遅れようが、それらは幾らでもリカバリーの効くほんの些細なことに過ぎない。とっておきの「adhesive reminder tag」は、決してリカバリーも言い訳も効くことがなく、一瞬の忘却が将来に渡って致命傷になりうる最重要アイテムに活用すべきハイエスト・プライオリティ・ポスト・イットなのだ。
製品名 | 販売元 | 購入場所 | 購入価格 |
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adhesive reminder tag | 3M | The Container Store | 609円 |