本日の一品

スマホ狩猟生活のよきオトモ、超小型ゲームパッド

快適な狩猟生活のためのマストアイテム「Steelseries STRATUS」

 先日iOSで発売された「モンスターハンターポータブル2ndG for iOS(以降MHP2G)」。かつてPSPで発売され、400万本以上のセールスを記録したお化けタイトルのiOSへの移植とあって、早速購入された諸氏も多いのではないだろうか。筆者も寝食を忘れて没頭したクチなので即座に購入した。タッチパネルで操作するとなると、画面上に表示されるバーチャルコントローラーでの操作となり、操作性が悪くなると懸念していたが、これがなかなかの出来だった。戸惑う場面は多いものの、慣れればプレイできるレベルに仕上がっており感心した。とはいえ、かつてやりこんだように物理キーがどうしても恋しくなる。そこで、MFi認証を受けているゲーム用パッドを購入してみた。

手のひらにのるコンパクトさだ

 「Steelseries STRATUS」は、iOS端末向けのゲームコントローラーだ。以前、当コーナーでも紹介されたG550がiPhoneやiPod touchに特化した形状だったのに対し、こちらは据え置きゲーム機のコントローラーのような形で、iPadでも無理なく使えるようになっている。

iPhone5よりやや小さめのサイズ

 しかし、据え置きゲーム機のコントローラーと違ってかなり小さい。プレイステーションやXboxのコントローラーと比べると1/3くらいの大きさではないだろうか。手のひらに乗ってしまう小ささで、おもちゃのような造形だ。とはいえ、小さいながらも5つのボタンと十字キー、アナログスティック2本、LRスイッチもそれぞれ2つずつ備えており、無いのはアナログスティックの押し込みと振動くらいで、機能は充実している。AppleはiOS7向けゲームコントローラーAPIとして、スタンダードとエクステンデッドの2種類を制定している。ボタン数が少なくアナログスティックのないG550はスタンダード、STRATUSはエクステンデッドにあたる。

 本体底面にmicroUSBポートがあり、そこから充電する。フル充電で約10時間ほど稼働する。両手で持つとやや窮屈に感じるが、意外なほど操作には違和感を感じない。アナログスティックを両方とも内側に倒すと干渉するが、ゲーム内でそういった操作を要求される場面がないのであまり大きな問題はない。各ボタンもしっかりとしたクリック感があってよい。MHP2Gをプレイしてみると、PSPでプレイしていた時の感覚が蘇る……と言いたいところだが実際はさにあらず。右アナログスティックで視点変更ができるので、むしろ操作性が向上するのだ。

L1/R1ボタンは人差し指で、L2/R2ボタンは中指で、それぞれ自然に押せる配置になっている
本体底面のmicroUSBポートで充電する

 かつて生活の大半を費やした狩猟生活を再び取り戻したい、しかも快適に、という諸氏にとっては必携といえるアイテムだろう。

あの退廃しつつも愉しき狩猟生活の日々よ再び…!

【お詫びと訂正】
 初出時、スマートフォンとの接続、バッテリーの持ち時間に関する記載に誤りがありました。お詫びして訂正いたします。

製品名販売元購入価格
Steelseries STRATUSSteelSeries8424円

ナカムラ