本日の一品
軽さとデザインに惚れた自転車用ハンドルエクステンダー
(2014/1/29 06:00)
ロードバイクやクロスバイクといったスポーツ用自転車に乗っていると、ライト、ベル、サイクルコンピューターなどの装備以外にも、カメラやスマートフォンなどを装着したくなってくるのは筆者だけではないはず。そういったガジェットはたいていマウントとともにハンドルバーに直接固定するのだが、すでにライトやサイクルコンピューターなんかが取り付けられていると意外にスペースがなくて困ってしまう。
ハンドルバーのスペースに余裕がない時は、棒状のアタッチメントを装着して設置スペースを拡張する“ハンドルエクステンダー”などと呼ばれるアイテムを使うのが一般的。ただ、ハンドルエクステンダーは見た目がカッコ悪いか重いものが多く、これまではいまいち導入に踏み切る気が起こらなかった。そんな時見つけたアイテムが、今回紹介する「Beam+」だ。
台湾のデジリというメーカーの本製品、カラーはブラックの他にオレンジやブルーなど計5色用意されている。カラーバリエーションが豊富なハンドルエクステンダーは珍しく、色を選べる自由にちょっと感動した。ちなみに筆者はハンドルの色に合わせてブラックを選択。
アルミ素材で本体重量が約24グラムと軽く、見た目もシンプルでクール。また、一般的なハンドルエクステンダーはハンドルバーを挟み込む形で装着するものが多いが、本製品はステムのボルトにネジで取り付ける仕組みのため、自転車と一体感のある見栄えになるのもおしゃれ。製品単体としてだけでなく、自転車全体の見た目まで考えられたアイテムと言えるだろう。
早速パッケージの図解に従って取り付けてみる。まずはステムのハンドルクランプ下側にある2本のボルトを、本製品に付属された大きい専用ボルトと交換。その後、本製品に小さいボルトを通し、大きいボルトの穴に挟み込んで装着する。ハンドルエクステンダーの取り付けにしてはやや面倒な作業だが、何度も行うようなものではないと思えば気は楽だ。
本製品のバー部分の外径は22.4mmと細め。取り付けるガジェット側のバンド径が対応しない場合もあるため、あらかじめ確認しておこう。また、穴開け加工で軽さを追求しているがゆえに強度にはやや不安が残る。取り付け方法もボルトで挟むだけということもあって、本製品は重いものを固定するのにはあまり向いていないかもしれない。軽めのライトやサイクルコンピュータなどを取り付けるとよさそうだ。少々汎用性に難があるが、その分デザインや軽さにこだわりを感じた一品だった。
製品名 | 販売元 | 購入価格 |
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Beam+ | ハッピーライディン | 2625円 |