本日の一品
文庫からA5判まで、ほとんどの書籍に合うフリーサイズブックカバー
(2013/5/16 06:00)
街の本屋さんで書籍を買うと、店員さんの「カバーは付けますか?」というのが接客の慣用句だ。書店の名前の入った紙のブックカバーも無料で悪くはないが、時には文具屋さんや、インテリアショップ、ライフスタイルショップなどで選んだ自分専用のブックカバーも良いだろう。
My箸やMyマグのように、個人で繰り返し使うものは自分専用のアイテムを持ちたくなる。書籍に関わる繰り返し使うモノといえば、しおりやブックカバーが一般的だ。しおりは、読んでいる本の判型とは関係なく自分の気に入ったものをどの本にも使い回しできるが、ブックカバーは文庫、新書、ハードカバーの新刊本などバリエーション豊富な書籍の判型に最適のサイズを買い求めておいておかないと、いざという時に使えない。
そんな悩みを解決してくれるのが、本日ご紹介する、京都にあるBeeHause社の「フリーサイズブックカバー」だ。カバーのサイズは445×280mmで、対応できる判型は、150mm×106mmの文庫サイズから217mmx156mmのA5判(上製本)まで。書籍の判型で言うなら、文庫、新書、B6判、四六判、A5判に該当する。
フリーサイズだと言える仕組みは、おおよその予想通り、書籍を包み込む風呂敷のような大きなブックカバーを、あらかじめ部分的に取り付けた面ファスナー(マジックテープ)で仮止めすることで、カバーしたい書籍にマッチするよう折りたたんでいけるのだ。
まず最初に、目的の本の高さに合わせてカバー丈を縮める。高さが決まればその位置で面ファスナーで高さを固定する。後は、ごく普通のブックカバーのように本の周囲を包んでいくだけだ。本のサイズが変化しても設定方法は同じなので、何回かやっている内にコツがわかってくる。
最初のうちは少し慣れが必要かもしれない。パッケージに付属している解説書だけではわかりにくい人は、BeaHouseのウェブページに動画マニュアルが掲載されているので参照すれば確実に大丈夫だ。
試してみると、たしかに文庫本~A5判までほとんどの書籍サイズにマッチはするが、筆者が実際にやってみた薄い新書本(厚さ12mm)では、表紙と裏表紙に折り返したフリーサイズブックカバーが、表裏で布地8枚分の厚さが増加して、コロコロした感じになった。
クールな季節なら問題ないだろうが、ホットなサマーシーズンには避けたい感じになるかもしれない。どんなサイズでも使えるようにするためか、ブックカバーの生地の柄がストライプなど単純な繰り返し模様が多いのも少し気にかかる。今後より個性的でカラフルな商品が登場することを期待したい。
製品名 | 販売場所 | 価格 |
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フリーサイズブックカバー | Amazon.co.jp | 1470円 |