太陽光で充電できるガーデニングライト


闇の中でじんわりと光る。球体が浮いているようで初めて見るとちょっと驚く

 先日、仕事を終えて夜に帰宅したところ、家の庭先で何やらぼんやりと赤く光る球体が浮かんでいた。何事かと思ったが、妻が通販で購入し、庭に置いてみたというガーデニングライトであった。あまり人を驚かさないでほしいと思ったものだが、なかなか愛嬌のある面白い製品なので、今回はこのガーデニングライト「イデア ソーラーボールライト」(以下ソーラーボールライト)を紹介したい。

 ソーラーボールライトは太陽光で充電可能なガーデニングライトだ。球体状の本体内にソーラーパネルを備えた基板が入っており、ここで太陽光を受けて充電池に蓄電する。スイッチなどは一切ないシンプルな機構で、周囲が暗くなると自動的に本体下部のLEDライトが点灯し、周囲が明るくなると灯りは消える。少々耐久性に不安を感じたが、雨の日も風の日も、かれこれ1カ月以上外に置きっぱなしの状態だが、何事もなく動作しているところを見ると、問題はなさそうだ。

 本体は3本の細長い足で支える構造になっており、周囲が暗いと光る球体のみがぼんやりと浮かんでいるようにも見える。灯り自体はそれほど明るくないので、あくまでも光るオブジェとして楽しむのが良いのだろう。ちなみに重心が上にあるせいか、ちょっと強い風が吹くとすぐに倒れてしまう。しかしまあ、倒れた様子もなかなか可愛らしいので、愛嬌の一つと受け止めている。

 蓄電用の電池には単四の充電池を用いる。付属のニカド充電池の代わりにeneloopを入れてみたが、問題なく使用できている。なお、室内に設置した場合、蛍光灯などでソーラーパネル経由の充電は行えないが、充電した充電池を用いれば、光るインテリアとして利用可能。常夜灯の代わりに用いるのも良いかも知れない。

 家に帰ってきたとき、ぼんやりと光るソーラーボールライトが出迎えてくれる様子は何とも言えない愛嬌があり、なかなかオツなものだ。前述の通り屋内でも使用可能なので、ムードのある室内を演出したい方などにも、おすすめの一品である。

庭先に置いたソーラーボールライト。昼間見てもなかなか可愛らしいグリーンのモデルも同時に購入。周囲に溶け込む緑色だ
ソーラーパネルの裏側の本体基板部。単四充電池を1本入れて使用する

 

製品名製造元購入価格
ソーラーボールライトイデア1575円

 



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2010/5/27 06:00