軽くて丈夫！ジーンズのラベル素材で作ったノートカバー

　先日は和紙テイストの素材を使ったブックカバーを当コーナーで紹介したが、また別の紙素材を用いた製品を見つけたので紹介したい。

　無印良品にて買い物中に発見したのは、“ジーンズのラベル素材で作った”シリーズだ。もう製品名だけで9割方内容を説明してしまったが、改めて書くと、ジーンズの右後ろ、ポケットの上、ベルトホール近辺に付いている、ブランドやサイズなどが記されたあのラベルと同じ素材を使った製品シリーズだ。

　元素材は紙だが、軽くしなやかで丈夫なのが特徴。言われてみれば、ジーンズを数回洗濯してラベルがボロボロになったなんて記憶はない。その耐久性は既に実証済みというわけだ。手にしてみると、厚紙のようだがしなやかな触感で、よく手に馴染む。今までジーンズのラベルをなで回したことはなかったので、身近な割に新鮮な印象だ。

　このノートカバーに、東大合格生のノートのとり方から生まれたという、コクヨのドット入り罫線ノートを入れて使っている。学生向けのノートを社会人が使うということで若干気恥ずかしさはあったが、このカバーを付けてから打ち合わせの席でも堂々と使うことができるようになった。

　同じ素材を利用した製品として、文庫版ブックカバー、ファスナー付きポーチ、手提げ鞄などがラインナップされている。各ラインナップとも価格が安いので、店頭で肌触りを試してみて、気に入ったら購入してみてはいかがだろうか。

素材はしなやかな触感。指がかりが良く滑り落ちないが、かといってざらざらもしていないので持ちやすく手に馴染む	紙素材だが、接着剤ではなく糸で縫われている。上下に余裕のあるサイズなので、市販のB5ノートならたいてい収まるだろう