指タッチの世界をデスクトップパソコンにも
エレコムのタッチパッド「TK-TCT005BK」 |
普段デスクトップパソコンの利用が多い筆者は、タッチパッドとは無縁の生活を送っている。ノートパソコンを使うこともあるが、タッチパッドのないポインター付きノートパソコンを使っているため、タッチパッドに接する機会は少ないのだ。
しかし、世の中はWindows 7やらiPhoneやらで「マルチタッチ」で操作する機会が増えている。2本の指を使ってグリグリやるのは、もはや当たり前……なのかもしれないと、焦って導入したのが今回紹介するエレコムの「タッチパッド機能付きテンキーボード」だ。名前のとおりテンキーにもなるので、タッチパッドに馴染めなくても使い道があると思ったのも、これを選んだ理由だ。
ノートパソコンの手前に置いて使うのはちょっと無理だが、Webブラウズなど、もともとマウスだけで事足りるときなどは、横において使ったり、手に持って使ったりと便利に使える。
付属のユーティリティソフトをインストールすれば、指2~3本を使うタッチ操作も有効に使えるようになる。実際には、2本指での画面拡大縮小操作はめったに必要はないと思っているが、指2本を使ってスクロールさせる機能は便利に使えそうだ。
また、テンキーも便利。一般的なテンキーと違って本格的な数値入力には向かないが、ワンプッシュでタッチパッドからテンキーに早変わりするので、簡易的な数値入力には使える。
ちょっとだけ残念な点は、このパッドはコード付きであること。これがワイヤレス にだったら、もっと便利だと思う。筆者は、テレビの録画&再生に使っているパソコンの操作を、離れた場所からワイヤレスマウスで行っているが、このタッチパッドならマウスを滑らす場所を確保せずとも操作できるのだ。
マウスと違って使用に場所をとらないタッチパッド。Windows 7のWindowsタッチとはちょっと違うが、便利なポインティングデバイスとして活躍してくれそうだ。
付属のCD-ROMからドライバをインストールして詳細な動作設定ができる |
製品名 | 製造元 | 購入価格 |
タッチパッド機能付きテンキーボード | エレコム | 2980円 |
2010/3/1 06:00