なんでも置けちゃうケータイ用クッション


製品本体。表面はナイロン製
中にはビーズが入っており、自由な形に変形させることができる

 家の中でのケータイの居場所は、なにも充電器の上ばかりではない。生活のサイクルに合わせて、テーブルや机の上だったり、リビングのカーペットやソファの上だったり、はたまたキッチンのカウンターだったりと、家の中のさまざまな場所に置かれるのが常だ。

 こんな時にひとつあると便利なのがケータイスタンドだ。平坦な場所にケータイを置いていると、液晶画面が見えにくく着信を見逃しやすいばかりか、ケータイそのものをどこに置いたか分からなくなることすらある。リビングなどよく過ごす生活空間にスタンドを用意し、ケータイをつねにそこに立てておくようにすれば、これらを回避することができる。

 さて、今回紹介するケータイスタンド「Beanbag Cellphone Chair」は、内部にビーズが詰まった“ケータイ用のクッション”とでも言うべき製品だ。自由な形に変形できるため、ケータイの機種を問わず、見やすい角度で設置でき、着信が把握しやすくなる。ビーズで保護されているため、バイブモードの不快な振動を緩和する効果もある。

 ケータイ用と書いたが、そこそこの幅があるので、iPod touchやiPhoneといったサイズが大きいガジェットにも対応できる。また、ケータイを横置きにしてワンセグ視聴時のスタンドとしても利用することも可能だ。

 ケータイスタンドは、ほかにもさまざまな素材、形状の製品が発売されているが、本製品は軽量で手軽に扱えるうえ、安定感があるところが優れている。枕元には充電器を設置し、リビングにはこの製品を配置しておけば、昼夜問わずケータイの居場所が完成するというわけだ。つねに身近にケータイを置いておかなくては気が済まないという人には注目のアイテムだろう。

ケータイを置いたところ。安定感のないケータイスタンドほど使いづらいものはないが、本製品はその構造ゆえにどっしりと安定している。多少無理をすれば2台置きも可能だiPodやiPhone、さらにPDAなどのスタンドとしても利用できる

 

製品名販売元購入価格
Beanbag Cellphone ChairThinkGeek9.99ドル

 

(山口 真弘)

2009/10/13 10:55