本日の一品
お弁当箱の中に居たら人気沸騰”ゆで卵恐竜”の作り方
2024年12月16日 00:00
小中学校のお弁当に関するアンケート結果をネットで少しだけ見てみたら9割近くの親は給食を希望し逆に子供は約半数がお弁当がいい……という感じだった。
一方高校生になると約9割が毎日お弁当を持参しそのほとんどを親が作っているという結果もあった。幼稚園ではまだまだお弁当の出番も多く職場では約3割近い男女がお弁当男子やお弁当女子らしい。
確かにお弁当の出番は昔に比べて圧倒的に減ってきているのは事実らしいがお弁当の出番は就学児童や職場の食事以外にも出番はまだまだ一杯ある。そんなお弁当のおかずの不動の定番と言えば”玉子焼き”だ。それに唐揚げやウィンナ、ハンバーグ、ミートボールなどが続くらしい。
同じ玉子だが和風弁当だけではなくサンドイッチなどのパン系弁当でも同じくらい人気で定番の玉子料理に”ゆで卵”がある。お弁当箱への入れ方は様々だ。
真っ二つに勢いよく切ったモノや専用のエッグカッターで薄くスライスしたモノ、多少器用なら小さめのナイフでギザギザ(花型・チューリップ)カットにしたりそれ以外にもバリエーションは豊富にありそうだ。
今回ご紹介する商品はカットするところは一切なし、それでいて目立ち度人気度は抜群、子供が喜ぶこと必至の”恐竜ゆで卵”を努力なし苦労無しで作れる面白キッチンガジェットだ。オリジナルパッケージには「BOILED EGG MOLD」(ゆで卵モールド)と書かれているがここではダイレクトに「ゆで卵恐竜型」と呼ぶことにする。
ゆで卵恐竜型の外形寸法は実測奥行が85㎜、横幅75㎜、厚さが43㎜とコンパクト。奥の方がヒンジで固定され180度以上回転可動し前面側に蓋が自然に開かないように固定する為の施錠用フックが付いている。
ゆで卵恐竜の作り方は極めて簡単だ。糸も包丁も他に道具は何にもなくてもゆで卵をゆで卵恐竜型に入れてしばらく放置するだけであの大人気の恐竜(ティラノサウルスらしい)の白い骨の化石のような頭部が一発で出来上がる。
多少気をつけることと言えばSサイズの玉子よりボリュームのあるMサイズ、Lサイズの玉子でゆで卵を作った方がより迫力のある豪華な恐竜の頭部ができ上がる。
まずはゆで卵を作る。指先で摘まめるくらいの温度の時にゆで卵の殻を丁寧に剥いてゆで卵恐竜の型に入れ蓋を閉めてしっかりロックをするだけだ。後はただただ待つだけだ。
今回はゆで卵をゆで卵恐竜型に入れて温度が完全に冷えるまで約20分から30分放置した。翌日に食べるなら自然に冷えてからゆで卵恐竜の型のまま冷蔵庫に入れて翌朝に取り出しても良いだろう。季節にもよるがその日の内に食べるなら食品的にも安全だ。
十分冷めた頃に待ちに待ったゆで卵恐竜型の蓋を開ける時は感動の一瞬だ。白い艶のあるゆで卵恐竜の登場だ。目や鼻の穴、鋭い歯がなかなかリアルだ。まるで荒野の土の中から恐竜の頭部の白い骨を見つけ掘り出したかのような感動が生れてくる。
恐竜の骨に変化したゆで卵を立ててみよう。出来上がったばかりの柔らかかったゆで卵がゆで卵恐竜型に閉じ込められ強い力で圧迫整形されてまさに恐竜の化石イメージだ。ごま塩を振りかけてかぶりついても良いだろう。チョット悪趣味だがスプーンで頭のてっぺんからえぐって食べてみるのもありだ。
使い終わったゆで卵恐竜型は食器洗い洗剤と流水であらって次の出番まで乾かすだけだ。
ゆで卵恐竜型はその昔筆者が仲間と一緒に企画製造して国内外のドーナツ屋さんに採用された"Doughnut-To-Go”(ドーナツ・ツー・ゴー)と同じ様に潰れやすいゆで卵を何処にでも型崩れすることなく持ち運ぶことも可能だ。重さも実測たった30gほどだ。ハイキングや街歩きで小腹の減った時にはありがい存在だろう。
ここ数日、原稿書きのために家族に何度もゆで卵を作ってもらって何度もゆで卵恐竜型のテストをした。少しゆで卵の食べ過ぎになったかもしれない。なんの準備も要らずゆで卵の殻をむいて入れるだけで恐竜の頭の化石発見気分になれるゆで卵恐竜型はお弁当バトルで無敵モードになれる一品だ。
製品名 | 発売元 | 実売価格 |
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BOILED EGG MOLD(ゆで卵型) | temu | 327円 |