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AmazonのWi-Fiルーター「eero Pro 6E」で自宅ネットワークを最新に
2024年12月17日 00:00
3階建ての自宅のWi-Fiルーターを一時的に入れ替えました。新しく導入したのが、Amazon「eero Pro 6E」です。それまで使っていたのはB社のWi-Fiルーターで導入からすでに5年以上が経過していました。
Wi-Fiの通信規格はIEEE802.11aにまで対応しており、専用子機を使ったメッシュネットワークにも対応しているため、速度面での不満はあまりなかったのですが、2.4GHz帯にしか対応していないスマート家電の接続でエラーになることが多く、地味に不満を持っていました。そこで「eero Pro 6E」にしばらくの間、切り替えたというわけです。
Amazon「eero Pro 6E」は、執筆時点の12月頭では単体で2万9800円、メッシュネットワークができる2ユニットで4万2480円でした。これはブラックフライデーの割引き価格だったので、通常はもう少し高価になります。なお現状では他社の同等モデルと比べて価格設定は高めの印象です。
設定はアプリで簡単SSIDは引き継げる
実際に「eero Pro 6E」を導入しました。スマホに「eero」アプリをインストールしたら、あとは画面の指示に従っていくだけ。古いWi-FiルーターやONUの電源を落として、入れ替えを行います。画面に電源を入れ直したり、LANケーブルを挿し直したりするタイミングも指示されるので非常に簡単でした。
設定が進んで行くとSSIDとパスワードに入力が求められます。いままで使ってきたWi-Fiルーターの多くはSSIDとパスワードが初期設定されていましたが、「eero Pro 6E」はそれがなく、自分で指定する仕組み。これまで使っていたSSIDとパスワードを設定すればネットワーク環境がキープできます。
現在、自宅では家族が使う、スマホタブレットを含め、Echoシリーズやスマート家電などが10以上。それらすべてのWi-Fi設定をやり直すのは非常に面倒なので、元のSSIDを設定しました。
メッシュネットワークで3階でも高速
あとはセットアップが終わるのを待つだけ。「eero Pro 6E」はWi-Fi 6E規格に対応しており、2.4GHz、5GHzに加えて、6GHz帯でのトライバンド接続ができます。スピードテストサイトを使ったところ、Wi-Fi 6Eに対応しているiPhone 15 Proで300Mbpsを超えるダウンロード速度が出ました。光回線はドコモ光なので十分なスピードだといえそうです。
また、気になるメッシュ効果ですが、メインのユニットは1階に、もう一台のユニットは2階の階段脇にセットしました。以前のルーターの中継機と同じ位置です。この状態で3階の奥に行くと、やや通信速度が遅いことがあったのですが、ルーターを入れ替えたあとは平均で250Mbps以上が出ており、十分過ぎる速度でした。
総じて「eero Pro 6E」には満足していますがいくつか残念な点があります。1つが、有線LANポートが1つしかない点です。これまで使っていたWi-Fiルーターには4つのポートがあったので、BDレコーダーやデスクトップPCは有線で接続していました。しかし、それができなくなってしまいました。別途スイッチングハブを用意する必要があるようです。
そしてもうひとつが、セキュリティ機能やペアレンタルコントロール機能などが使える「eero Plus」はサブスクリプションプランとなっていること。6ヶ月間は無料で使えるが、そのあとは月額1500円とやや高価だ。
「eero Plus」を設置してしばらく経ったが、非常に快適だ。前のWi-Fiルーターで問題だったスマート家電の接続設定でもエラーが起きることがなくなった。現在はまだやや割高だが、もうすこし値下がりしたら買い換えの候補にできそうだ。
製品名 | 発売元 | 実売価格 |
---|---|---|
eero Pro 6E | Amazon | 3万6980円 |