本日の一品

チョコザップ入会特典のヘルスウォッチと体組成計で運動習慣の継続を!

 かねてからの運動不足と増え続ける体重に耐えかねて、chocoZAP(チョコザップ)への入会を決意しました。チョコザップというのはご存知の通り、パーソナルトレーニングサービス「RIZAP(ライザップ)」が全国に展開している、コンビニ感覚で通えるのが売りのトレーニングジムです。

 入会の大きな理由は2つ。歩いて通える範囲にいつの間にか4軒もチョコザップがあるのに気付いたことと、「ヘルスウォッチ」と「体組成計」がセットになった「スターターキット」なるものを貰えると知ったことでした。

 えっタダで貰えるの!? 一体どんな機器が貰えるんだろう? ちょっと使ってみたい! という好奇心が、入会する背中をグイグイ押したのでした。

チョコザップ施設内で配布されている「スターターキット」。会員は、公式アプリでQRコードを読み取って受け取ります(一人一台まで)。以前は配送していたそうですが会員の増加ペースに追いつかなくなり、各施設での配布になったそうです。

 たまたま入会金無料のキャンペーン中に入会したため、店頭で受け取るまでに少々時間は要したものの、ようやく受け取って使い始めてみたら中々の性能を備えていたので、こちらについてご紹介させてください。

 ちなみにチョコザップのスターターキットに含まれる機器は何回か代替わりしており、筆者が受け取ったのは両者とも3代目にあたるもののようです。本記事を読まれた時点で、また代替わりしている可能性もありますので、ご容赦ください。

シンプルながら必要十分「ヘルスウォッチ」

「ヘルスウォッチ」。機種としては3代目にあたり、以前のモデルより省機能化されているようです。

 ヘルスウォッチは手首に巻いて、心拍数や運動量、睡眠時間を計測・記録できる機器です。チョコザップの専用アプリに機器を登録した上で、アプリの「カラダ記録」から記録を取得できます。

 スマートフォンとは連動するものの、通知を受信・表示する機能はなく、スマートウォッチとしての機能は備えていません。

ヘッドを付属のバンドに取り付ける形で、右左どちらに巻くかは好みで切り替えられます。
充電は専用のUSB充電器を用います。電池の保ちは実測で1週間くらいの印象です。
Apple Watchと同時に装着して歩数を測定。誤差はあるものの、だいたい近い値が出ていました。

 日常的に計測できるのは歩数と心拍数、睡眠時間。これらは装着しているだけで自動的に計測してくれます。Apple Watchと同時に装着して測定してみたところ、ほぼ近い値が出ていたので、測定の精度も悪くないようです。

 ちなみに一日の歩数が8000歩を超えると、画面上に王冠マークが表示され、バイブレーションで1日の目標を達成したことをお知らせしてくれます。

ヘッドの下部をタップしてメニューを切り替え。各メニューに入るには下部を長押しするという独特の操作方法です。

 またウォッチ上のメニューを選択すると「ランニング」「縄跳び」「腹筋」を測定できます。試しに「ランニング」を測定してみたところ、時間と消費カロリーのみ測定できる様子。カラダ記録でアプリに転送してみても記録は出なかったので、ヘルスウォッチ上のみの測定に止まるようです。

「カラダ記録」で取得すると、その時点での情報をチョコザップのアプリに転送できます。

 WEB上の体験談などを読むと、以前のヘルスウォッチ機器はもうちょっと多機能だったようです。

 現行の機種がなぜ必要最低限の機能しか備えていないのかについては想像するに、チョコザップのアプリ自体、スマートフォンの健康情報(iOSの「ヘルスケア」など)と連動して測定記録を同期できるので、GarminやApple Watchなどのスポーツ&スマートウォッチをすでに持っている場合は不要になるからなのかもしれません。

 ただこれから運動を始める方や、日常的な健康測定をする機器を使った事がないという方には、入門用として必要十分な機能を備えてると思いますし、無料で貰えるなら十分すぎる機能を備えていると思います。

フェイステーマも、一応変更できるようになっています(2種類だけですが)。

計測結果をアプリに転送できる「体組成計」

「体組成計」。Bluetoothでスマートフォンと連動して測定情報を転送できます。

 体組成計は床の上に置いて裸足で乗ることで体重や体脂肪率などを測定でき、スマートフォンとBluetoothで連携して測定結果をチョコザップのアプリに転送できます。ただ乗るだけだと体組成計の液晶画面に出る体重しか見えないところ、情報を転送されたアプリ内では非常に詳細な体内の現況について閲覧できるようになっています。

普通に乗ると体重だけが計測されます。アプリを使わない場合は単なる体重計として使えます。

 よく考えられているなと思ったのはスマートフォンとの連携の仕方。一台のスマートフォンと紐付けて一対一で連携するわけではなく、測定のつどスマートフォン上のアプリと接続・連携する仕組みになっていました。要するに家族にもう一人チョコザップの会員いる場合などでも、体組成計を二つ用意する必要はないわけです。

 計測できるのは体重と体脂肪率をはじめ、基礎代謝、除脂肪体重、内蔵脂肪Lv、骨格筋率、骨量、タンパク質、体水分および体内年齢など合計12項目。

 筆者宅に元からあった体組成計でも同程度の測定機能はありますが、アプリ上に情報を転送する機能はないため、こうして記録が残ってグラフで変化を見て取れると自身の努力や成長がわかり、半ばゲーム感覚で取り組めるので、とても楽しいです。

転送される測定情報。うーむ筋トレをがんばって体脂肪率を下げなければ……。
運動量や体重などはグラフになってアプリ上で閲覧でき、継続の力になります。

 ジムに行く人の目標の大半はダイエットだと思います。が、体重だけがダイエットの指標ではありません。筋力を鍛えて体脂肪率を減らし、BMIを理想値に近づけて肉体を健康に保つことこそ重要です。その意味では単なる体重計ではなく、詳細な体内情報を測定できる体組成計をタダで貰えるというのは、太っ腹だなと思わざるを得ません。

 以上のようにチョコザップのスターターキット「ヘルスウォッチ」と「体組成計」をご紹介して参りました。キットに付属していたパンフレットによれば、ライザップの社内でも当初、これらの機器は有償で供与する案もあったところ、利用者のために無料での配布に踏み切った経緯があったようです。

 筆者の経験上、運動量やその結果が目に見える数値で現れるとやる気が出て、継続する意欲にも繋がります。せっかく入会してもらうなら楽しんで欲しいし、継続して欲しいというチョコザップの熱意の現れを、スターターキットに見たような気がしました。

製品名提供元価格
スターターキットchocoZAP(チョコザップ)無料(入会特典)