本日の一品

サイズ違いのダンボールも簡単にまとまるダンボールストッカー

 家に転がる空きダンボール箱の片付けは、通販に慣れ親しんだ現代人にとって、掃除・洗濯・炊飯に並ぶ日常の家事の一つと言わざるを得ないのが現状です。週に一度の資源回収日にまとめて出したと思ったら、すぐに新たなダンボールの累積が始まるという無限ループの日々。少しでも効率化を追い求め、さまざまなツールも販売されています。

コジット「持ち運びできるダンボールストッカー」。金属製の針に持ち手がついたシンプルな外観です。

 筆者が今回ご紹介したいのは、そんなダンボール片付けツールのひとつ、コジットの「持ち運びできるダンボールストッカー」です。少し前にTikTokやInstagramのモノ系インフルエンサーが紹介していたのでご存じの方は多いかもしれません。どんなものかと購入してみたところ、これが実際便利だったのです。

ストッパーを外すと鋭い「かえし」の付いたの針が現れます。
ブスリとダンボール箱を貫いて使用します。うっかり自分を刺さないよう注意。

 鋭い金属製の「針」で貫き、まとめてダンボールをストックしておけるというコンセプトの本製品。実際に使ってみて分かったメリットは「大きさの異なるダンボールをまとめておける」ことです。

 筆者もそうですが多くの方はダンボールをストッカーなどに立てて並べておいて、捨てるときにまとめてヒモで縛るという過程を踏んでおられると思います。ここでちょっと困るのが大・小のサイズが異なるダンボールの存在です。ヒモでカッチリと縛ったと思ったら隙間からズルリとこぼれ落ちる小さいダンボールに「キー!」となった経験はないでしょうか。

大小のダンボールをまとめて貫いて、このようにまとめて置いて置くことができます。

 本製品の場合、ダンボールの端をブスリと針で貫いて「ぶら下げる」という形を取るので、大小のサイズ関係なく上端にダンボールがまとまります。持ち手があるので、まとめたダンボールはそのまま持ち運べますし、針の長さ的に限界になったらそこでヒモで縛ってしまえば面倒もありません。

針の先にある「かえし」の部分にヒモをひっかけて、針を引き抜くとこのようにダンボールを貫いていた穴にヒモが通ります。

 さらに、この針の先端に「かえし」がついているのも気が利いています。ここにビニールヒモなどをかけておいて、ダンボールを貫いている針を引き抜けば、自動的にまとめていた穴にヒモが通ります。穴を通したヒモを縛ってしまえば、それだけでダンボールがまとまりますし、十字結びほどビニールヒモの長さを必要としないので節約にもなります。

この通り、十字縛りしなくてもダンボールをまとめられます。便利!

 なるほどちょっとした工夫で便利になるものだなと感心してしまいました。これから年末に向けて大掃除などでも役に立ってくれそうなダンボールストッカー、お一つ家に備えてみてはいかがでしょうか。

製品名発売元価格
持ち運びできるダンボールストッカーコジット1400円