スマホに直挿しできてコンパクト、USB Type-C対応の「Anker Nano Power Bank」がスマートで便利

　2023年はiPhone 15シリーズの外部接続端子がUSB Type-Cに変わったことで、充電器やケーブル、またモバイルバッテリーなども買い替えないといけないという人も多いのではないでしょうか。

　筆者の場合、特に必要に迫られなくてもスマートフォンを買い替えるとついついその周辺機器まで買い替えたくなります。

　これまでもiPhoneとAndroid、そしてほかの周辺機器の充電に対応できるよう「モバイルバッテリー＋ケーブル」でLightningにもUSB Type-Cにも、また稀にmicroUSBにも対応できる充電体制を整えています。

　なのでiPhone 15 Proに買い替えても充電器類を買い替える必要はなかったのですが「これでUSB Type-Cだけで済ませられる」と思った瞬間から、より外出先での充電環境をコンパクトにできる気がして、気になっているモバイルバッテリーを購入してしまいました。

　それが「Anker Nano Power Bank (22.5W, Built-In USB-C Connector) 」です。

　製品名の通り、モバイルバッテリーにUSB Type-Cのオス型のコネクターが備え付けられているモバイルバッテリーです。バッテリー容量は5000mAhなのでiPhone 15 Proなら約1.5回分の充電が行えます。また最大出力も22.5Wなので対応のスマートフォンに対して高速な充電を行うこともできます。

　USB Type-Cのコネクターは使わないときに折りたたんでおくことも可能です。折りたたんでおくと小さなスティック形状になるのでカバンへの収まりもよく、一緒にカバンに入れているものを傷つけることも、またUSB Type-Cのコネクターを壊してしまう心配もありません。

　基本的にはスマートフォンなどは本体下部、中央にUSB Type-Cコネクターがあり、そこに差しこむことで見た目もスマートに充電できるのが本製品のメリット。使い勝手も内蔵されたUSB Type-Cコネクターを取り出しスマホの下に差しこむだけと簡単です。

　また、本体側面にはAnker Nano Power Bank (22.5W, Built-In USB-C Connector) 自体の充電を行うだけでなく、出力にも使えるUSB Type-C端子が備わっています。ここからケーブルを使って充電することもできます。実際、結構使い勝手はよく気に入っています。

　それなりに重量もあるので時には抜け落ちそうになったり、この状態でポケットに入れるとモバイルバッテリーが抜け落ちるか、コネクターが故障する可能性もあるため注意は必要ですが、カバンの中でケーブルを探しモバイルバッテリーにつないで、そしてスマホにつないで……というのに比べスマートなのでかなり気に入っています。

　最近はスマートフォンの内蔵バッテリー容量も大きく、バッテリー持ちもだいぶ改善しているので、モバイルバッテリーの出番も少なくなりました。しかし「もしも」に備えてひとつは持ち歩いていたい人には、サイズ感やケーブルレスで使える使い勝手の良さもありオススメです。