本日の一品

就寝前の読書のお供、動物型ブックライトの佇まいに癒やされる

 買って読む本の大半が電子書籍となった今でも、ときどき紙の本に触れる機会があります。主に夜、寝る前に本を読む習慣がある筆者としては、紙面が発光しない紙の本は不便だなあ、などと考えつつ本に装着して紙面を照らしてくれる読書灯、いわゆるブックライトを使用しています。

 そんなある日、文具売り場の店頭で、動物の形をした妙に間が抜けた佇まいのブックライトを見かけて思わず購入してしまいました。今回はこちらの製品を紹介させてください。老舗文房具メーカーレイメイ藤井の「LEDブックライト ライトマンアニマルズ」です。

「LEDブックライト ライトマンアニマルズ ねこ」。他にも「いぬ」「うさぎ」「パンダ」「くま」などのバリエーションがあります。

 動物の形のアタマに、妙にペラッと平たい身体がくっついているこの製品は、身体の部分をさまざまな形に自由に折り曲げることができるようになっています。折り曲げた身体を本の上部に装着して、顔の中央を押すと目の部分のLEDで紙面を照らしてブックライトにできるというわけです。

本の上部にひっかける形で、ブックライトとして使用できます。

 ブックライトとしてはちょっと光量が足りないかな……と思わなくもないものの、問題なく使用できますし、設置角度も変えられて便利です。ただ、この動物の顔のデザインと、ビカーッと光る目を可愛いとするか否か、評価が分かれるところかと思います。

身体を折り曲げてさまざまな形に設置できます。この力の抜けた佇まいに何とも癒やされます。
顔の中央を押すと目のLEDが光ります。目がビカーッ!と光る様子はちょっとシュールです

 そして折り曲げた身体を各種のスタンドとして使用できると製品説明では言っています。具体的にはスマホスタンドやメガネスタンドになるとのこと。確かに体育座りに近い姿勢にすると、筆者の「iPhone 12 mini」を置いておくことができました。ちょっとグラつくので、より大きなスマホを置くためには姿勢に工夫が必要かもしれません。

スマホスタンドとしても使用可能。大きめのスマホを置くには姿勢を工夫する必要があるかもしれません。

 購入からしばらく経って、本製品の位置は読書灯ではなく、筆者の仕事机の上に定まりました。仕事で使うスマートフォンの置き場として活用しつつ、その何とも間が抜けた佇まいを見て癒やされたり、身体をぐねぐねと折り曲げる手遊びの相手の役割を担ってもらっています。読書やお仕事のお供として傍らにお一つ、オススメの一品です。

製品名発売元価格
LED ブックライト ライトマン アニマルズレイメイ藤井1,273円(税込)