本日の一品

複数人でも個人でもリモート会議に最適! AnkerのBluetooth会議用スピーカー

 リモートワークが常態化した現在、ノートパソコンやタブレットが一台あれば、どこでもオンライン会議に参加できるようになりました。そして聞き取りやすい音声やクリアな映像を相手方に提供できるよう環境を整備することは、新しいビジネスマナーの一つになりつつあるように思います。

 筆者もリモートワーカーの一人として、有線のイヤフォンを繋ぐという実にシンプルな最適解を得たと思っていたのですが、準備に手間取って会議の相手を待たせたりするのが悩ましく思えてきたので、思い切って会議用スピーカーを導入することにしました。

 選んだ製品はAnkerの会議用スピーカーフォン「Anker PowerConf S500」です。筆者はたまに出社した際、オフィスで同製品の前モデルとなる会議用スピーカーを使用していて使い慣れていることや、利便性や性能を知っていたことが決め手になりました。

「Anker PowerConf S500」

 同製品はUSBによる有線接続、Bluetoothでの無線接続のほか、付属する無線接続用USBドングルを使用しての無線接続も可能な会議用スピーカーです。会議用スピーカーなので基本的に複数人での使用を前提にしており、カタログによれば1台で最大12人まで、2台をペアリングするとさらに大人数の会議にも対応するとのこと。

本体は約13×13cm。どすんとした安定感があります。
裏面には無線接続用のUSBドングルを収納可能。Bluetoothを搭載していないPC等でも接続できます。

 同様の製品を実際に使用されたことのある方はお分かりだと思いますが、喋り手が複数人いる会議において、会議用スピーカーがあるのとないのとでは、聞く側の聞き取りやすさに雲泥の差があります。もしオフィスに出社して勤務されている方々の中に、ノートパソコン1台を前に複数人が喋り手として参加するようなオンライン会議をされている方々がいらっしゃいましたら、同製品の導入を強くオススメいたします。

タッチパネルで本体のボタンを操作します。画像は音量を下げているところ。
ミュートボタンがあるのが、会議で音声をONにしっぱなしにしがちな筆者には地味に助かります。

 とはいえ筆者は一人で在宅リモートワークに勤しむ身。会議用スピーカーはオーバースペックでは? と思われる向きもありましょうが、あるとないのとでは安心感が違います。常時PCに有線で繋ぎっぱなしにして机の上に置いておくのが筆者の使用スタイル。こうしておくことで、急に呼ばれた時でもスッとリンクをクリックしてすぐに会議に参加でき、実にストレスフリーです。もちろん相手方の音声は鮮明に聞こえ、自分の喋りも相手側にクリアに伝わります(少なくとも会議した相手からは何の問題もないと伺いました)。もうオンライン会議のたびにイヤフォンを探してPCに接続して……とアワアワせずとも済むのです。あと地味にミュートボタンが便利です。

筆者は机の上に置きっぱなしですが、収納・持ち運び用のキャリングケースも付属します。

 なお仕事に使うこと前提で話して参りましたが、緊急事態宣言の状況下でなかなか会いに行けない遠方の父母や親戚、友人知人とのオンライン通話にも使えます。特にめいめいが勝手に喋りまくる子どもを交えた会話などでは、集音性が高く複数人での会話に適した同製品はいかんなく実力を発揮してくれます。

 オンライン会議などに微妙なストレスを感じたことのある方は、同製品のような会議用スピーカーを一度、お試しになってみてはいかがでしょうか。ウィズコロナ時代のニューマナーの一貫として、ぜひともオススメいたします。

製品名購入場所価格
Anker PowerConf S500Amazon2万4980円
Amazonで購入