本日の一品
ノートパソコン用USB PD充電器の新定番、このサイズで最大65W対応の「Anker Nano II 65W」
2021年8月4日 06:00
USB Type-Cケーブルを使ってデバイスを急速充電できる「USB PD」対応の充電器は、そのコンパクトさゆえ、ノートパソコンのACアダプターの代替としても最適だ。必要となる最大出力はノートパソコンによっても異なるが、95Wまで対応するMacBook Proなどを除けば、一般的には65W対応の充電器を選んでおけば不自由することはない。
もっとも65W対応の充電器ともなるとかなり大柄で、外出先に持ち出す場合はかさばることから、充電のスピードを妥協してひとまわり小さい45W対応の充電器を選ぶことはこれまでよくあった。しかし最近はGaNなど新技術の採用により、ボディサイズの割に出力が大きな充電器が増えつつあり、こうした選び方をしなくても済むようになりつつある。
その典型例ともいえるのが、今回紹介する「Anker Nano II 65W」だ。最大出力65Wでありながら、従来とは比べ物にならないコンパクトなボディを実現した逸品だ。
同じアンカーからは、本製品と外見が酷似した45W対応のモデルがすでに発売されており、これも45W対応としてはかなりコンパクトなのだが、今回の65W対応の製品は、この45W対応のモデルと比べても、幅・奥行きともに違いはごくわずかだ。これならば最初から65Wを選んでおいたほうが、より余裕を持ってノートパソコンを充電できる。
背面のプラグは折りたためるため、持ち歩く時もコンパクト。バッグに入れた時にプラグの先端でノートパソコンなどのデバイスを傷つけることもない。ノートパソコンよりも少ない電力で充電可能な、USB PD対応のタブレットやスマホにも、これ1台あれば幅広く対応できる。
唯一気をつけたいのは、最大出力である65Wを出すためには、最大5A対応のケーブルを使わなくてはいけないことだ。現行のUSB PDは電圧が最大20Vまでと決まっているため、市販のUSB Type-Cケーブルの多くを占める3A対応のケーブルを使うと、20V×3Aで最大60Wまでしか電力の供給が行えない。
5A対応ケーブルならばこの制限がなくなり、スペック上の最大である65Wでの電力供給を行える。ほんのわずかな違いとはいえ、効率的に充電を行いたければ、ケーブル選びには留意したほうがよさそうだ。
製品名 | 発売元 | 実売価格 |
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Anker Nano II 65W | アンカー・ジャパン | 3990円 |