本日の一品

来るべき秋の夜長を楽しめるダイソーの「ソーラーライト」

 ダイソーの始めた"Standard Products by DAISO"のソーラーライトが安くて面白い。

 筆者の家族が入手したのは、あの100均のダイソーが今年の3月から始めた300円商品や500円商品を扱う新業態の商品だ。テーマは"ちょっといいのが、ずっといい"。我が家に最も近いお店は渋谷マークシティ1階にある。

 ソーラーパネルを利用した商品は幾つかあるようだが、我が家で人気は「ソーラーライト」と名付けられたソーラー充電式のLEDライトだ。

ダイソーがこの3月から始めたStandard Products by DAISOのソーラーライトを我が家では玄関先で活用している
手提げも可能なクリアな瓶にLEDを押しこんだ形のソーラーライト

 外観は、実測、直径77㎜、高さ138㎜の茶筒サイズのハンドル付き、ねじ込み式蓋付きのガラス瓶だ。手でぶら下げて何処にでも持ってゆくことも、一時的に何処かにぶら下げておくことも出来る屋内外どこでも利用範囲の広い商品だ。

蓋を開けると一方の端が蓋にくっついたLEDライトが出てくる
蓋の天板部分はソーラーパネルになっていて太陽光で内部の充電池に蓄電する

 時代の変化とはいえ、このような商品をたった500円で販売できる時代になってきたというのがにわかには信じがたい。もちろんコストリダクションの為にそのハード的構造は極めてシンプルで、物流など様々な努力の結果だろう。

 内部には蓋の内部に収納されたバッテリーと直接結線された30個のLED。蓋の外側上部にはソーラーパネルが仕込まれていて太陽光に当てることで内部のバッテリーに蓄電する。

LEDライトは蓋の内部で直接充電池に繋がっているようだ
電源スイッチは常時ONにしている

 蓋内部のスライド式の電源ボタンをオンにしておくことで、ソーラーライトが周囲の暗い環境に置かれると自動的にLEDを点灯させ光る仕組みだ。

 ネジ式の蓋を瓶から取り外し、電源をオンにして、蓋を周囲の明るい環境から遮断するべくソーラー天板を伏せて置くと30個のLEDが即発光する。

ソーラーパネル側を伏せて置くと、周囲が暗いと思って30個のLEDが一斉に光る
コードのせいで弾性のある30個のLEDの付いた線を瓶の中に押し込んでゆく

 少し弾性のある線上の光る30個のLEDを折り曲げ、折りたたみながら気が済むまで何度も瓶に押し込んだり出したりお好みのイメージになるまで繰り返すのもまた楽しいひと時だ。

 何か思いつくアイデアがあれば瓶の中にそこそこ大きな植物の葉や小さな鉢植え観葉植物、サボテン等を一緒に入れても面白いかもしれない。オタクな筆者はガチャでゲットしたお気に入りのフィギュアを入れて楽しんでいる。

 瓶の内部にアクセントになる何かを入れるのと、瓶のすぐ脇の外側にモノを配置するのとでは当然ながら光の感じが多少違うのでそこも楽しいところだ。

オタクな筆者はゲットしたガチャフィギュアを入れて楽しんでいる
瓶の中とはまた違った趣のある外側

 周囲が暗くなった時に発光する仕組みなので、夜間はメインの電気を消すことの多い玄関先や寝室などが標準的な置き場所となるだろう。

 寝室のナイトテーブルの上などに置く場合、多少照度の明るさレベルが気になるなら、同じ製品で瓶が無色透明のガラスではなく、ブラウン系の着色ガラスのモデルもあるので別チョイスも可能だ。

電気を消すと普段は真っ暗になってしまう場所も緩くフォーカス出来る
お昼間は西向きの部屋の出窓で充電、夜は玄関先にぶら下げて放電発光が日課

 Standard Productsのソーラーライトは一人でも家族でも、もうすぐやってくる秋の夜長を楽しめる遊び心と活用工夫の幅が光る一品だ。

商品名価格販売元
ソーラーライト500円渋谷マークシティ  Standard Products by DAISO