本日の一品
体温計などのボタン電池の残量もわかる電池チェッカー
2021年5月25日 06:00
先日、我が家のAmazon Fire TV Stickの反応が無くなるという事態が発生しました。Fire TV Stickが壊れたのか、接続先のプロジェクターの故障か、映像・音声の分離機の故障なのか、はたまたケーブルが原因かと散々に騒いだ挙げ句、結局「リモコンの電池の残量低下」という原因が判明しました。
これがただの電池切れだったら電池を入れ替えて終わりだったのですが、電池を入れ替えた後も同様の減少が頻発します。そして本当の原因が「リモコンに入れた乾電池の残量がすぐに無くなる」不具合にあったという真実に至るまでには、さらなる検証の時間と、何本もの単4形電池が犠牲になりました。
入れた乾電池が不良でなかったのか、リモコンに入れた後にどれくらいの早さで残量を消費しているのか、すぐに分かればこんな時間と資源のムダを招くことは無かったのに……と思い、電池チェッカーを購入することにしました。
購入したのは旭電機化成「スマイルキッズ ADC-07 デジタル電池チェッカーII」という製品です。チェッカー本体に単4形電池を入れて使うタイプで、単1形~単5形までの乾電池のほか、ボタン電池の残量を測ることもできます。
購入したとはいえ、そう出番があるものではないかなと思ってはいたのですが、これまで自分が備えていなかった「乾電池の残量の可視化」という視点は、意外と役に立つことが分かりました。
利便性の最たるは、機器の電池の入れ替えです。たとえば電池式のワイヤレスマウスの電池残量が少なくなり動きが怪しくなってきたとき、取り出した電池を測ってみるとまだ割と残量があると分かることがあります。ワイヤレスマウスでは使えなくても、たとえば時計など必要とする電流の量が少なくて済む機器ならまだ充分に使えるのです。
ボタン電池の残量を測る機能も、昨今の情勢下で出番が多い体温計の電池の測定に役立ちました。体温計も毎日使っていると割とすぐ電池が無くなります。体温計の示す値がおかしい場合、体温計の故障なのか、電池が原因なのか、あるいは本当に体調が悪いのか、原因をすぐに切り分けられて便利です。
生活に密着し重要な役割を果たしている電池という存在に、自分があまり注意を払っていなかった事実に今さら気付かされました。一つあるだけでQOLが爆上がりしたと言っても過言ではない電池チェッカー。ご家庭におすすめの一品です。
製品名 | 発売元 | 価格 |
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スマイルキッズ ADC-07 デジタル電池チェッカーII | 旭電機化成 | 902円 |