本日の一品

ポケットに入るクレカサイズのマスク除菌スプレー「POCKET MIST」

 コロナ禍が足掛け2年も続くと、もはやマスクの常備性は靴下の領域を超えてお風呂に入る時には誰もが脱ぐ下着の世界の仲間入りだ。そんな四六時中装着しているマスクをリフレッシュしてくれるアイテムとして、ここ10年ほど人気を集めている商品にマスク用スプレーがある。

いつまでも続くコロナ禍、マスクスプレーでリフレッシュだ

 マスク用スプレーの多くは花粉症の蔓延とともに成長した感じがあるが、マスクに直接吹きかけることで、花粉やウイルスといった空気中に浮遊する有害物をカットしてくれる商品だ。

 単に吹きかけるだけなので誰にでも使えて、簡単に予防効果が期待できる。一般的には小振りなアトマイザー系のものが多く、自宅内や外出先でも使用できるサイズのものが重宝されているようだ。アロマ効果を高めたものや、花粉対処に特化したものなど大きく2種類の目的で使われている。

 今回ご紹介する「POCKET MIST」(ポケットミスト)は決して新型コロナウイルスを撃退するようなものではないが、1日中付けているマスクにはそれ以外にも沢山の菌が付着してしまう。また食後の交換用マスクを持っていない時などは食事の匂いが移ってしまうこともありそうだ。ポケットミストはそれらに対する効果は大きそうだ。

POCKET MISTはコンパクトでおしゃれなパッケージで売られている
期待される効果や蘊蓄は取説に書かれている
サイズはクレカサイズ、厚さはわずか10㎜なのでシャツのポケットにも入る

 マスクが必需品となった昨今、1日中お世話になるマスクは、使い捨てが大原則でも家や出先では、時々は除菌しながら使いたい。そんな目的で登場したのが、“マスク用除菌スプレー”のポケットミストだ。

 ベースには無色、無味、無臭にもかかわらず高菌力が高い銀イオン水を配合。筆者の手に入れたモデルはスッキリとしたHAKKA(ハッカ)の香りがする“グリーンラベル”が付けられたモデルだ。気分も菌もリセットしてくれて蒸し暑い梅雨から夏時期の強い味方になるに違いない。

 ほかに、「ハーバルの香り」(香りのプロが調香した本格的なハーブの香り:ブルーラベル)、「フローラルの香り」(香りのプロが調香した本格的なフローラルの香り:ピンクラベルの全部で3種類がある。そしてアロマ系が苦手な人には、無味無臭のグレーラベルも用意されている。抗菌効果が高く、哺乳瓶や玩具などのベビー用品、ペット関連用品の除菌に向いた商品だ。

常用しているマスクの外側からアトマイザーの感じでプッシュする
10㎝ほど離れた場所から1プッシュか2プッシュ
フィルター交換式のマスクも同様。フィルターの外側にプッシュ

 ポケットミストは名前の通りポケットに忍ばせていつでもどこにでも持っていける180×120mmのほぼクレジットカードサイズ。もちろん厚さも一般的なスマホより薄い10㎜だ。サイズは小振りだが、スプレー出来る内容量は15ml。普通にスプレーすれば約250回は使える。

 使い方は普通の抗菌スプレーと同じ、菌が付着していると思われるマスクの外側10㎝程の距離から1~2回プッシュしてスプレーするだけ。これでしばらくは好きな香りに包まれて、あまり楽しくないマスクの違和感からも解放される。

 筆者は、常用のブリーフケースの外側のポケットに常時収納していて、ランチやカフェ休憩などのマスクを外す機会がある時に“シュッ!”っという感じで日常使っている。キャップを外す必要性のないキャップレスのポケットミストは、極めて短い時間でアクションできる優れモノだ。

 コロナ禍でこれからやってくる、鬱陶しい梅雨の季節にポケットミストは快適なマスク環境を提供してくれるだろう。

筆者は常用鞄の最も取り出しやすい外側のポケットに常備している
製品名発売元購入価格
ポケットミスト(HAKKA)キャライノベイト1320円