本日の一品

リモート会議中の乱入を防ぐ「ON AIR サインランプ」

 家族持ちがテレワークで困ることと言えば、オンライン会議中の家族の乱入です。筆者は「会議中」のかけ札をダンボールで作成して部屋の前に吊るすようにはしているものの、突発的に声を掛けられて通話が始まることがあったり、そもそも吊すのを忘れたりして、子どもや猫の乱入を招く結果になっています。

 かけ札をかけるより、もうちょっとスマートなやり方はないものかと考え、行き着いたのが「サインランプをスマートプラグで制御する」という答えでした。コストがかからない割に効果が大きく、見た目的にも面白かったので、ご紹介させていただきます。

仕事部屋の戸の上に設置したON AIRサインランプ。

 用意したのは、Amazonで購入した「Alfoto ON AIR オンエアー サインランプ」。制御用のスマートプラグには、以前に本コーナーでご紹介した「Amazon Smart Plug」を使用しました。サインランプは検索すると同様の製品がたくさん見つかるのですが、特にこだわりなく、価格が一番安かったものを購入しています。

Alfoto ON AIR オンエアー サインランプ。
USB-C端子を備え給電が可能なほか、単3電池3本でも動作します。

 まずサインランプを部屋の前に設置します。本体の裏にフック穴がついているので簡単に取り付けられました。電源はオンのままにしておきます。そしてUSBケーブルをスマートプラグにつないだUSB-ACアダプタに接続すれば完了。まったくもって簡単です。

本体背面にフックがあるので、ひっかけて設置しました。
電源はUSB-C経由で取ります。
ケーブルを部屋の中まで伸ばし、スマートプラグに接続しています。ゴテゴテしていて不格好ですが……。

 あとは、Alexaアプリで「定型アクション」を作成し、定期的な会議の予定の時間にスマートプラグの電源がONになるよう設定します。これで毎日行っている朝礼や、週間で実施される定例会議などの時間になると、自動的にON AIRのランプが点灯してくれるようになります。またスマートスピーカーと連動させ、部屋にあるEcho Dotに「Alexa、オンエア!」と声がけすればプラグの電源が入るようにもしました。これで突発的な会議があったときには、一声かければ自動的にランプを点灯できます。

Alexaアプリで定期的に行われる会議の時間を設定します。一定時間後に自動的に切れる設定にしておけば、消し忘れの心配もありません。

 これを導入してから、いつもなら学校から帰ってくるなりドドドと床を鳴らして乱入してくる子どもたちが、戸の前で引き返してくれるようになりました。ちょっと申し訳ないような気もしますが、お仕事中なら仕方ないと思ってくれているようです。なお、猫への抑止力はありません。

 筆者のようにリモート会議中に限定するのではなく、仕事中ずっと点灯するようにしておいても良いでしょうし、業種・職種によってはもっと使い方の幅もあるかもしれません。テレワークにサインランプとスマートスピーカーの組み合わせ、おすすめです。

製品名発売元購入価格
Alfoto ON AIR オンエアー サインランプALFOTO1450円(税込)