本日の一品
配列が特殊なキーも指先で見分けられる、ドットパターン入りのシール
2020年11月5日 06:00
キーボードを購入するにあたり、キータッチやストロークの深さ、キーのピッチといった条件を優先して選ぼうとすると、稀に一部のキー配列が特殊な製品に当たってしまうことがある。あるいは気づかずに購入し、実際に使ってみて配列が特殊なことに気づき、アレッと驚くこともある。
日常でそのキーボードしか当面使わないのであれば辛抱して慣れる方法もあるが、自宅やオフィスなどで複数のキーボードを併用している場合などは、なかなかそうもいかない。それがキーボード単品ではなく、ノートパソコンだと、おいそれと手放すわけにもいかない。
こうした場合に使ってみたいのが、フロンティアが発売している「キーボードタッチセンサー」なる製品だ。これはキートップに貼り付けるシールで、表面に突起があり、指先で感触がわかるようになっている。タイピングを間違えやすいキーの上にこのシールを貼ることで、指先でキーの種類を判別できるようになるというわけだ。
言うなれば、ホームポジションの位置を示すために「F」と「J」のキーにつけられている突起を、他のキーにも自由に貼りつけられるシールだと考えればよい。馴染みづらい特殊配列のキーであっても、指先で位置を確認できるようになり、入力効率が大きくアップする。
突起があるとはいえシール自体は薄く、貼り付けた状態でタイプしても違和感もなく、またノートパソコンの画面を閉じても画面に干渉する可能性は極めて低い。シール自体もクリアカラーなので、キートップの文字を読み取れなくなる心配もない。
複数のドットパターンが用意されているので、隣り合ったキーには異なるシールを貼って判別できる。またEnterキーなどはすでにキーの形に切り抜かれているので、そのまま貼り付けられるのもよい。特殊配列のキーボードに馴染めず手放す前に、ぜひとも試してみてほしい製品だ。
製品名 | 発売元 | 実売価格 |
---|---|---|
キーボードタッチセンサー | フロンティア | 1030円 |