本日の一品
半分に折りたためる10インチのLED自撮りライトはライブ配信やデジカメ用に便利
2020年10月8日 06:00
最近は出先で気軽にライブ配信を行う機会が増えました。ところが夜間や室内などでは照明が暗く、補助ライトが欲しいところです。スマートフォンに挟めるクリップ式のライトは多く出ていますが、サイズが小さいため暗い室内で使うには光量が足りません。
筆者の居住する香港で購入したPhottix社の「Nuada Ring10」は、10インチ径のLEDリングライトです。このサイズのリングライトは自宅に設置するのが一般的でしょうが、Nuada Ring10は持ち運べるリングライトなのです。
Nuada Ring10には半分に折りたためるLEDライト「Nuada Ring10」本体と、三脚、小型簡易雲台、スマートフォン用クリップ、円座とスタンド、Micro USBケーブルが付属します。円座とスタンドは自宅で利用するためのものでしょう。Nuada Ring10は写真のように真ん中から折りたたむと26×13cm程度と十分持ち運べる大きさになります。
筆者はシューズケースにこの一式を入れて持ち運んでいます。三脚などは100円ショップのクッション袋に入れて一緒に収納、LEDライトに傷がついたり破損しないようにしています。欲を言えばパッケージ内に持ち運び用の袋が入っているといいのですけどね。100円ショップで売っているA4サイズのクッション袋に入れるのもいいかもしれません。
外出先ではシューズケースから一式を出して組み立て、モバイルバッテリーと接続してすぐにLEDライトを使うことができます。スマートフォンをクリップにはさんで使えるので別途三脚も不要です。電源のON/OFFは本体下部中央のボタンをタップ。その左右の部分にはタッチ式のセンサーがあり、右側は色温度(2600K/5800K)、左側は光量を変更できます。
LEDライト本体は下部側に三脚穴、上部にホットシュー(長さは半分程度)を備えます。付属のミニ雲台は上下にホットシューと三脚ネジ、スマートフォン用クリップは上下にホットシューと三脚穴を備えているので、カメラなどと組み合わせて使うこともできます。デジカメのホットシューにNuada Ring10をつけることもできるわけです。今話題のVlogカメラにつけるのもありかもしれません。
デジカメで使うと自分の顔を取るだけではなく、撮影物の照明に使えます。デジカメ用のLEDライトもいろいろと売っていますが、Nuada Ring10はスマートフォンのライトとしても使いやすい点がメリットでしょう。デジカメの上にそのままつけるときはライトを半分に折った状態で使うのもありでしょう。Micro USBケーブルでモバイルバッテリーを接続しなくてはならないのが面倒なので、スマートフォンに直接させるモバイルバッテリーを買ってみようかと思っています。
製品名 | 発売元 | 実売価格 |
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Nuada Ring10 | Phottix | 9980円 |