本日の一品
ムンクの叫び風 骸骨USBメモリーを3個も買ってしまった
2020年10月12日 06:00
もはや多機能性や大盤振る舞いの大容量を求めなければ、巷には無料のクラウドストレージサービスが溢れる時代となった。
そして、メールに添付できるファイル容量も従来に比べれば十分な量になり、それで対応できないより大きなファイル添付は自動的にクラウド経由で相手にお知らせも送れる。
以前は小さなサイズのファイルや逆に超大きな動画ファイル等を入れて対面で複数の人に手渡すという目的で需要のあったUSBメモリーだが、コロナ禍の中、大人数の会議で集まることは当然無いとしても、少人数で会うこともなかなか難しい時代となった。
そんな中で需要のあるUSBメモリーは、接続ポートに工夫を凝らしたスマホとの連携機能を実現するType-A、Type-C両モノや、目新しいギミックを搭載したモノ、超コンパクトで目的特化型のモノ、1TBを超える超巨大容量のモノだろう。
それらの機能先鋭型USBメモリー以外では、筆者の大好物である“ジョーク系USBメモリー”だけはUSBメモリーの使途が極めて限られてしまった現在でもいろいろなモノが工夫を凝らして懲りずに繰り返し登場してくる。
今回、ご紹介するのは、黒いシリコンラバー製の“骸骨着ぐるみ”を着た一見してムンクの叫び風のUSBメモリーの「スカル スケルトンUSBメモリー スティック」(以降“骸骨USBメモリー”)だ。
頭でっかちでなかなかユーモラスなデザインの骸骨だが、唯一残念なのは、自立して立ちそうな雰囲気なのに、ほんの少し足首の角度が悪く、言うことを聞いてくれないことだ。無理やりシリコンラバー製の足首を曲げて、しばらくの間だけ自立するようにしても、ほんの数秒で後ろに倒れてしまう。足首の問題さえ解決すればジョーク系USBメモリーとしてはパーフェクトだ。
容量的には16GBから32GB、64GB、128GBとごく一般的な容量ラインアップだが、筆者が何度か購入したAmazon.co.jpでも、翌日か遅くとも翌々日には手元に届く16GB以外は国内在庫が無く、配送に2週間から1カ月近くが必要なようだ。
少なくともジョーク系USBメモリーを求めている人は、容量の大小は全く気にならないというところだろう。秋葉原の店頭などでも、もはや8GBのUSBメモリを探すのはなかなか面倒な時代だ。最低容量は16GBになってきているらしい。
さて、今回の骸骨USBメモリーは非使用時のインパクトもなかなかだが、パソコンのUSBポートに挿入して使用する時はよりインパクトのある姿勢になるので楽しいアイテムだ。
使用するには、片方の手で胴体を持ち、もう一方の手で頭部を持ち、引っ張ると頭部がじわっと抜けてUSB Type-Aプラグが露出する。そしてパソコンのポートに挿入するときに邪魔になる頭部を上側に持ち上げながら挿入する。挿入後は骸骨USBメモリーが腹筋運動の途中のような姿勢になりこれはこれでユーモラスだ。
ユニークなデザインの骸骨USBメモリーは、超地味なブラック一色だけだが、この地味なカラーリングが、同じブラックカラーのモバイルパソコンにも、カラフルな子供用パソコンにも見事にマッチする。
骸骨USBーメモリを入手した筆者は、いつものように早速SNSにドヤ顔掲載してみたところ、何人かの人から面白い、欲しい、という反応を頂いたので、追加で骸骨USBメモリーを追加で2体ポチってしまった。もちろん速攻で配達可能な16GBモデルだ。
オタクな筆者的には、もはや気心の知れた友人、知人への“おみや”(お土産)は伝統の最中や、一度では覚えられない難解な名前のブランドお菓子ではなく、ユニークで変態なUSBメモリーにしたいと思っている。
そのためには無味乾燥なパーツ袋のようなビニールパッケージでは無く、せめて背景だけでも“ムンクの叫び”風にアレンジするなど、最低限の工夫さえできれば、センス溢れるジョーク系プレゼントマーケットへの進出も近いだろう。
製品名 | 発売元 | 購入価格 |
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スカル スケルトンUSBメモリー スティック 16GB | Elec Kingdom | 980円 |