本日の一品
外出時にマスクを忘れない、取り出しも簡単なマグネットマスクホルダー
2020年9月23日 06:00
「マグネットマスクホルダー」は、使い捨ての不織布マスクを収納し、1枚ずつ引っ張り出せるようにした収納ボックスだ。背面のマグネットで玄関扉などのスチール面に取り付けておくことで、慌ただしい外出時にマスクを探して取り出す手間を簡略化できる。
本体はスチール製でずしりと重く、かなりの強度がある。本体上部のフタを取り、そこに不織布のマスクを入れることで、穴が空いた本体下部から、マスクを1枚ずつ引っ張り出せるようになる。ティッシュペーパーの箱を上下逆にしてぶらさげている状態だと考えると、おおむね構造を理解しやすいだろう。
一度に収納できる不織布マスクの枚数は30枚とされているが、試した限りでは30枚ではかなり多く、無理に引っ張ると、あまり品質が高くないマスクだと耳にかけるヒモが引っ張られてちぎれてしまうことがあった。実際には25枚程度が上限とみなし、市販の50枚入りの使い捨てマスクのボックスを半分ずつセットして使うとよいだろう。
またホコリの侵入を防止する上部のフタは、若干の凹みがついたトレイ構造になっており、家の鍵など小物を載せることができる。これを玄関近くにセットしておけば、合わせて小物入れもできあがるというわけだ。マスクと併せて、靴を履いてから忘れ物に気がついて室内に取りに戻るというロスを減らすにはぴったりだ。
試して気になったのは、本体が下方向にずれやすいことだ。これはマスクを取り出す時にマグネットが吸着力を発揮しやすい水平方向ではなく、垂直方向に力が加わるという構造的な理由によるものだ。裏面のマグネットの下に滑り止めのシートを貼って滑りにくくするなど、ユーザーの側でもワンポイントの工夫が必要になる。
また玄関ドアに取り付けた場合、本体が落下することはなくとも、あまり勢いよく開閉しすぎると、上部のトレイに置いた小物がこぼれてしまいかねない。冷蔵庫の側面だったり、スチール製のロッカーなど、別のスチール面に取り付けるという選択肢があれば、そちらも検討することをおすすめする。
製品名 | 発売元 | 実売価格 |
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マグネットマスクホルダー | 山崎実業 | 2200円 |