本日の一品

コスパも抜群、Surfaceを膝の上で安定して使えるスマートケース

 マイクロソフトのWindowsタブレット「Surface」シリーズの特徴となるのが、背面に搭載されたキックスタンドだ。タイプカバーと組み合わせてノートパソコンライクに使用するときに角度を自由に調整できるこの機構は、同じように使おうとすると角度が固定となるiPadと比べた場合の大きな利点だ。

Surface Go 2に装着した状態。Surface Goにも対応するとされている
見た目は一般的な保護ケースだ。今回は購入したブルーのほかにブラックもある
内側はマイクロファイバー素材。iPad向けの類似製品と異なり、キックスタンドを覆う部分が折れ曲がるのが特徴
このように底面にプレートが重なる形になる
キックスタンドを含む背面および側面を保護する構造
横から見たところ。背面からキックスタンドを覆いつつ、さらに底面までプレートが伸びていることが分かる

 しかしこの構造は、膝の上などに乗せて使うには非常に不安定で、打鍵がおぼつかないという問題がある。前述のiPadは角度が変えられない反面、膝の上に乗せて打鍵するときも立体構造を保っているが、逆にSurfaceの場合は角度が変えられるせいで、不安定さが増してしまうのだ。

 今回、Surface Go 2を購入した筆者もこの問題に悩んでいたのだが、それを解消してくれたのが、今回紹介するTopACEのスタンド機能付きスマートケースだ。

キックスタンドの隅にはめ込んで固定することで開閉と連動する仕組み
持ち歩く時はタイプカバーをさらに上から覆う形になる

 これはSurfaceとタイプカバーをまるごと覆ってくれる保護カバーなのだが、ノートパソコンの形に組み上げると、タイプカバーを覆うプレートが本体の下に敷かれた状態になる。これが滑り止めの役割を果たすことで、膝の上に乗せても快適に打鍵が行えるのだ。

 構造こそ単純だが効果は絶大で、姿勢を多少変えたり、足を組み替えた程度で倒れることは一切ない。タイプカバーに重ねるため厚みは増すものの、タイプカバーを汚したくないニーズにも適する。またタイプカバーを取り外してタブレットとして持ち歩く場合の保護カバーとしても重宝する。

収納状態。カメラ部などは露出した状態になる。Surface Penを取り付けることも可能
側面。USB Type-Cポートやアダプタポートにはそのままアクセスできる
タイプカバーを外した状態でスタンドとして使うことも可能だ

 素材は表裏が合皮、側面はプラスチック素材で、決して高級感はないのだが、実用性は非常に高く、また価格も1000円台とコスパも抜群だ。今回筆者が購入した以外にSurface Pro用の製品もあるようなので、興味を持った人は本稿の写真も参考に、手持ちのSurfaceに合う製品をアマゾンで探してみてほしい。

製品名発売元実売価格
Surface Go/Surface Go 2スマートケースTopACE1081円