本日の一品
オンライン会議やVlogに、1本あれば何かと安心。三脚穴×6+シュー付き小型ブラケット
2020年9月16日 06:00
カメラ周りのアイテムをますます充実させたくなってきている。外へ取材に行く機会が少なくなって、だいたいがオンラインで撮影なしで完結しているから、本当ならカメラの出番も減っているはずなのだけれど……。でも、手持ちの複数のカメラをオンライン取材で(自撮りに)活かそうとすると、普通に撮影するのとは違った使いこなし方が必要で、それに合わせて必要なアイテムも新たに追加しなければいけない。物欲が高まっているからでは決してない。
だからと言って、在宅勤務中にしか使えないようなニッチなアイテムばかり購入しても、あまりコストパフォーマンスは良くない気もする。理想的には在宅勤務でも使えて、外の撮影があるときにも役立ってくれるようなもの。そういう意味で意外と汎用性高く使えるのが、今回紹介するカメラ用のコンパクトなブラケットだ。
見てわかる通り、モノとしては単に穴がいくつも空いた金属の板。一方の端にはカメラを簡単に固定できるネジ、もう一方にはカメラにあるのと同じようなアクセサリーシューがある。要するに、カメラやマイク、ライトなどを同時に固定しておけるブラケットなんだけれども、シンプルなだけに、これがけっこう工夫しがいがあって、いろいろな使い方ができるのだ。
まずオンライン取材や、自宅からのちょっとしたライブ配信のときには、カメラと外付けマイクをブラケットに同時装着しつつ、それを小型の三脚やモニターアーム用のカメラマウントなんかに固定して使える。カメラやマイクが干渉するときは、汎用の自由雲台やシューアダプターなどで段差を作って上下方向に逃がしたり、他のネジ穴を使ってカメラやマイクを上下逆に取り付けたり、みたいな方法もとれる。
大きなネジの裏側にあるネジ穴や、中央のネジ穴にハンドルを取り付ければ、屋外でマイクや照明を同時に装着してカメラを回すのも楽ちんで、今流行(?)のVlog的な使い方にも向く。一眼カメラでよくプロが使っているケージ型のリグと呼ばれるものもあるけれど、何よりあそこまで大げさな装備にならないのがいい。ポケットサイズで持ち運びも簡単だから、自宅のデスク周りで使っていたものを外の取材に持ち出すのも、元に戻すのも手間にならないのがうれしい。
もちろん、何を撮影するにしてもカメラ1台で済むのが一番手っ取り早くて面倒がないのだけれども、もっといい音で撮るにはマイクにこだわりたいし、被写体を見やすくするためには照明を使いたい。そういう場合はカメラ内蔵のマイクやカメラの暗所性能に頼るより、外付けのマイクや外付けの照明を活用したほうが簡単に品質は上がる。それらオプションの取り付けの自由度を高めたいなら、こういった汎用ブラケットがきっと大きな助けになるに違いないのである。
製品名 | PT-7 シューブラケット |
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発売元 | Ulanzi |
販売価格 | 1262円 |