本日の一品
マスクをクールにイメチェンできる「マスクカバー&マスクにもなります」
2020年4月30日 06:00
新型コロナウイルスへの恐れからか、使い捨てマスクが売れている。正確に言えば、買いたくても買えないほど品薄状態が続いており、買い占めなども発生した。
各住所に布マスク2枚を政府から配布することが決まったり、それまでマスクを作っていなかったメーカーが生産体制を整えたりするなど、希望の光は見えつつあるも、筆者は4月末現在、未だにマスクを店頭で見つけきれずにいる。
親切な友人が、不織布フィルターを仕込める高機能な手作りマスクを送ってくれたが、筆者は女性ゆえ、1度使うとマスクに化粧が(なぜか外側にも)ついてしまい、使うごとに洗わないと見た目がよろしくない。使用に洗濯が追いつかない状態だ。
そんなマスク不足の中、モバイル機器を持ち歩くのにちょうどよいタフなバッグやスマホ周りのグッズも手掛けるVanNuys(バンナイズ)が、「マスクカバー&マスクにもなります」という製品を開発、発売した。
これは、一見すると、いかついダークカラーの立体マスクなのだが、実は内側に「押さえ」がついており、ティシューペーパー、ペーパータオル、フィルター効果のある不織布、さらには市販の使い捨てマスクなどを挟み込んで使用できる、単体でマスクにもなるマスクカバーなのだ。
どちらも丈夫なのだが、特にバリスティックナイロンは、バンナイズのバッグにも使われる耐久性の高い素材で、コロナ禍が収まった後でも、かなり長く使えると感じた。ナイロンなので通気性はなく、夏など高温時では蒸れてしまいそうだが、通常のマスクも夏場につけていると蒸れがち。口元とマスクの間にかなりの空間があるためか、息苦しくないし、埃や花粉などを洗い流せるので、夏近くまで続く花粉シーズンに悩まされる人にとっては、かえって使い勝手の良いものではないだろうか。
耳に掛けるゴムひもは、長さに「個人差があるので」「先端は結ばずにパッケージ」されている。使いはじめる前に、まずは結び目を作って長さを調節したい。
なお、結び目はそのまま外に出しておくこともできるが、ゴムひもの通っている「ガイド」部分に入れることも可能。こちらのほうがスッキリとした印象で使えるだろう。
ひも通しさえ用意しておけば、付属のゴムひもが劣化しても取り替えられる。半永久的に使える、といっても過言ではないマスクカバー&マスクなのだ。
通常販売価格を1800円(税別、以下同)と予定しているが、現況を鑑み、VanNuys Webショップではしばらくの間、980円で販売するというアナウンスがされている。メーカーによれば、発売後に受注が殺到しており、大型連休期間中も製造に勤しむが、お届けまでに時間がかかるとのことだった。
使い捨てマスクがなかなか手に入らないという人、手に入ったけれど、せっかく(白ではない)黒やグレーのマスクが市民権を得たので、スタイリッシュに使い捨てマスクをカバーしたい、という人、ひとつ手に入れてみてはどうだろうか。
製品名 | 発売元 | 購入価格 |
---|---|---|
マスクカバー&マスクにもなります | バンナイズ | 980円(税別) |