本日の一品
ポケットに入れたまま残量がパーセンテージで確認できるUSB PD対応モバイルバッテリー
2019年8月6日 06:00
Googleの「Pixel 3」を使い始めて以来、身の回りの充電器やモバイルバッテリーを、USB PD対応品へと順次入れ替えている筆者。特に外出先ではUSB PDによる急速充電の恩恵は大きいことから、モバイルバッテリーもUSB PD対応の製品を取っ替え引っ替え試している。その数はここ半年でまもなく2桁に達しようとしているほどだ。
そんな中で、最近使い始めてかなりしっくりきているのが、今回紹介する「cheero Extra 10000mAh」だ。名前からも分かるように10000mAhの容量を持つモバイルバッテリーで、通常のUSB Type-Aポート1基に加えて、USB Type-Cポート1基を搭載した製品だ。
このUSB Type-Cポートは充電と給電を兼ねており、本体をUSB PDで急速充電できることに加えて、接続したスマホなどをUSB PDで急速充電できる。最大出力は18Wということで実質スマホ専用になるが、筆者の場合、日常的に携行するUSB PD対応デバイスは現状Pixel 3のみなので、本製品がジャストフィットということになる。
もっともこうした仕様はUSB PD対応のモバイルバッテリーとしてはごく一般的なもので、この製品でポイントになるのは、2つのUSBポートと同じ面に液晶画面が配置されており、残量を表示できることだ。
バッテリーの残量をLEDの点灯個数ではなく、パーセンテージで教えてくれるモバイルバッテリーは最近増えつつあるが、それを表示する液晶画面は本体上面に配置されていることがほとんどで、ポケットの中に入れたままでは確認できない。
しかし本製品の場合、USBポートと同じ面に液晶画面があるので、ポケットに入れたまま上から覗き込んで残量を確認できる。点灯は常時ではなく接続した直後だけだが、液晶の視認性も高く、暗いところでも見やすい。筆者の知る限り、こうした仕様のモバイルバッテリーは他になく、本製品を選ぶ理由になりうる。
USB Type-CとType-Aの両方に機器をつなぐと電圧が5Vに制限されるため、USB PDによる急速充電を行う場合は実質的に1台のみの充電となるが、Pixel 3と別のiPhoneを交互に充電する筆者の使い方であれば大きな問題はない。逆に、USB PD対応デバイスを含めて2台同時に充電を行いたいユーザーにとっては、この制限の存在は気をつけたほうがよさそうだ。
製品名 | 発売元 | 実売価格 |
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cheero Extra 10000mAh with Power Delivery 18W(CHE-102) | ティ・アール・エイ | 3480円 |