本日の一品

早春のイタリア旅行用にLEDライト付きニット帽を買った

帽子にLEDライトはありそうで珍しい。特にニット帽では……

 昨今ではごく当たり前のLEDライトが誕生してからすでに数十年。クルマのヘッドライトや家庭の電灯などに採用されだしてから10年くらいだろうか。今やLEDライト以外を見つけることの方が難しくなってきた。

 そんな平成最後の大晦日にLEDライトが取り付けられたニット帽を買った。暗い屋内外の作業用に頭に取り付けるハーネス型のLEDライトや、ヘルメットに直付けされたLEDライトは、今ではそれほど珍しいモノではないが、ソフトなニット帽にLEDライトの付いた商品は珍しい。

2個セットで1980円(送料、消費税別)に惹かれてしまった

 珍しいモノや新しいモノが大好きな筆者は、2個セットの「ニットライトLED」と名付けられたLEDライト付きのニット帽を早速購入した。筆者の購入したニットライトLEDはそれぞれのニット部分が黒とグレーの2種類。

 1個当たり90グラムと超軽量でフリーサイズ。LEDライトは、正面に4個のLEDライトが正方形のユニットに均等配置された形状だ。明るさは約120ルーメン。ニット部分を折り返してあるので、開くとバッテリーの交換が可能だ。

 バッテリーはコンビニでも買えるCR2032が直列に2個。正方形に配置された4個のLEDの中央にオン・オフボタンがある。一度押すと、3段階の明るさの“強”で点灯する。以降、オン・オフボタンを押すたびに“中”、“弱”、“消灯”を繰り返してくれる。

正面? にLEDライトが標準で取り付けられた風変わりなニット帽
ニット帽の折り返し部分を開き、背面からバッテリーを交換する
使用電池はどこでも簡単に入手できるCR2032が2個
中央のボタンを押すと4個のLEDランプが点灯する

 ユーザーによってニットライトLEDの使い道は様々だろう。しかし一般的に120ルーメンという照度から言って、暗所での作業には向いているとは思えない。多くの購入者もそうだと思うが、筆者の購入理由も、夜間のウォーキングやレジャー地での、仲間からの自己認知率の向上だ。

 実際に仲間同士で装着し、海外での夜間のタウンウォーキングでも効果的だった。必ずしもLEDライトのある側がニット帽の正面と考える必要は無く、全くのフリーサイズのソフトな素材なので、LEDライト部を後ろに持ってきたり、側面に持ってきたりする応用も自由だ。

 発光していないときでもニットライトLEDのLED部分は極めて目立つ存在なので、違和感を覚える周囲の人も多いだろう。そんな場合でもLED部分を側面や背面に回すことで不自然さはすぐに解消される。

かぶったイメージはこんな感じ……必ずしも正面にLEDライトを持ってくる必要性はない感じ
真っ暗な室内でこの程度なので、作業をする目的などには不向きだ。周囲への存在のアピールが目的なら極めて有効だ

 実際に、ニットライトLEDを被せたぬいぐるみでその発光具合を見てみると夜間のウォーキングなどでの発光効果が良く分かる。ぬいぐるみの写真は最高に明るい状態の“強”で撮影したものだが、“中”程度でも周囲からは十分認識される明るさだった。

 ちなみに、CR2032(2個)でのバッテリー寿命(スペック値)だが、最も明るい“強”で使った場合で8時間、“中”で13時間、“弱”で18時間となっている。ニットライトLEDのLED部分だけを取り外すことも簡単なので、ヘッドギア的使い方ではなく、手持ちのLED懐中電灯として、カバン内やタクシー車内などでの探し物などにも活用できるだろう。

 もちろん、オフ会などでの目立ち度もアップできるかもしれない。多用途に使えて楽しめるニットライトLEDは2個セットがお得だ。

LED部分だけ取り外して手元ライトとしても活用できる。LEDライトを外したニット帽の穴の方も何かに使えそうだ
製品名発売元購入価格
ニットライトLED(ブラック/グレー)2色セットDAISHIN2624円(税込、送料込)
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