本日の一品
明るくて格好いい、5000円の高級LEDライトに大満足
2018年10月10日 06:00
仕事柄、夜の撮影現場などでライト(懐中電灯)を使うことは多いが、20年近く電球式のライトを使ってきた。アメリカ製で壊れなかったために使い続けていたが、LEDが全盛の今となっては非常に暗く時代遅れの代物だ。
そこで最新のLEDライトが欲しいと思った。明るくて高性能で、どうせ使うならかっこ良いのがいい。そんな中で見つけたのがドイツの「レッドレンザー」(LEDLENSER)というブランドのLEDライトだった。
ライトといえばスマホで十分という人も多いと思うが、屋外で作業をしながら使うのには持ちづらく、落としそうで怖い。スマホのバッテリーはなるべく節約したいという気持ちもある。
ライトを選ぶ条件はいくつかあるが、筆者が最も重視したのは単3電池対応ということ。どこでも簡単に入手できるし、単4電池のライトよりも点灯時間がだいぶ長いからだ。最近は充電式のライトも増えており高出力で経済的だが、出先で電池切れになると困る。
また高級品にはCR123Aなどのリチウム電池を使ったタイプもあって、低温に強いといったメリットはあるものの、電池自体が高価な上に入手性が今ひとつといったところである。
単3電池は昔に比べてとても安くなっており、プライベートブランド品などは1本20~30円だ。だから、わざわざ充電式にしなくても電池代はたかが知れていると考えた。
今回購入したレッドレンザーの「P6」(新型で型番は500921。同じP6という旧モデルがあるので注意)は、単3電池2本で明るさが200ルーメン。かなり明るく、普段使いに不足はないレベルだ。点灯時間は15時間と長く、明るさと点灯時間のバランスが良いと感じた。
外観はシンプルですっきりとしたもの。ドイツのデザインらしい端正さがある。いくつかのデザイン賞を取っているそうだが、「プロの道具」という雰囲気が漂ってくるのもポイントが高い。
よくある単4電池3本のライトに比べると細身なので握りやすいし、鉛筆のように持てるのも具合がいい。本体はアルミ製でしっかりしている。防水面は、雨中でも使えるIPX4(あらゆる方向からの飛沫による有害な影響がない)対応だ。
特徴的なのは「ラピッドフォーカス」というスポットとワイドを切り替えられる機能を搭載していること。ライトのヘッド部分を5mmほどスライドすることで無段階で調節可能。スポットにすると120m先まで照らせるそうだ。こうした照射範囲の切り替え機能があるのとないのでは使い勝手がまったく違ってくる。
また、照射した光が均一なのにも驚いた。特にワイドで照らしたときに中心部分が暗くなったりするタイプもあるが、ほぼムラがないので対象物が見やすい。これはリフレクターとレンズの工夫による特許技術だそうだ。流石に5000円する高級品だと納得した。
保証も充実していて、なんと7年保証(要ユーザー登録)となっている。保証期間が長いのは製品に対する自信のあらわれともいえ、好感が持てる。QRコードをスマホで読み取ると簡単にユーザー登録ができる。このあたりも今風でナイスだ。
LEDライトは安い物なら100円ショップでも売っているわけで、5000円とはなかなか高価。しかし、明るく綺麗な光で長く使えて何より格好いい。どうせ買うなら良い物をということで、チェックしてみてはいかがだろうか?
製品名 | 発売元 | 実売価格 |
---|---|---|
レッドレンザー P6(500921) | Amazon | 5086円(税込) |