本日の一品
卓上用のペントレイと持ち歩き用のペンケースが合体したステーショナリーケース
2018年8月23日 06:00
カフェやファミレス、さらにはコワーキングスペースなど、オフィスの外で作業をする機会は、かつてに比べると増えつつある。またオフィス内でも、フリーアドレスの普及で社内のあちこちで業務を行うスタイルは一般的になりつつある。こうした場合、ノートパソコンやタブレットとともに、ペンや定規といった基本的な文具も、持ち歩くことが求められる。
トリニティが販売しているステーショナリーケース「FLIPTRAY」は、そうした場合に便利な、卓上用のペントレイと持ち歩き用のペンケースが合体した製品だ。同社のデザインブランド「NuAns」シリーズのひとつであるこの製品、お値段こそ少々高めだが、実際に使ってみるとその高い品質といい機能性といい、その価値は十分にあると思わせる一品だ。
特徴のひとつは、ペントレイらしく、本体の上面を完全にオープンにできることだ。市販のペンケースはファスナー構造だったり、筒状になった先端から取り出す構造だったりと、外出先で使う場合、そのたびに文具を出したり戻したりしなくてはいけない。
本製品は、外観はペンケースでありながら、開いたフタを背面に一周させることにより、ペントレイとしての利用が可能になる。フタはマグネットによって傾斜がついた状態で固定できるので、ペンなどが見やすく取り出しやすい状態を維持できる。外出先で腰を落ち着けての作業にもってこいだ。
本体はApple Pencilも収納可能なサイズに設計されているほか、ケース内の一段低くなった部分にはマグネットを内蔵し、クリップなどを磁力でくっつけておけるなど、見た目のシンプルさからは想像もできないほど機能性は高い。単に容量だけを追求したペンケースでは、なかなかこうはいかない。
また実際に使っていると便利さを実感するのが、本体がスクエアな形状であることだ。バッグの中にノートパソコンやタブレット、モバイルバッテリーなどとともに詰め込む場合、形状が立方体であれば、所要スペースを計算しやすい。そうした意味で、デジタルガジェットとの相性が非常に良い製品だといえる。
シンプルさを追求した外観ゆえ、一見しただけだと高価に感じられるのがネックだが、実際に使ってみれば手放せなくなる人は多いはず。あまり知られていないのがもったいない、実力派のアイテムだ。
製品名 | 発売元 | 実売価格 |
---|---|---|
FLIPTRAY | トリニティ | 1980円 |